東芝、四日市工場内にNANDフラッシュの300mmウェハ製造棟を新設

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(参考)2005年夏に稼動開始した300mmウェハ対応の第3製造棟

4月5日　発表

　株式会社東芝と米SanDiskは、NAND型フラッシュメモリの需要急増に対応するため、東芝四日市工場に300mmウェハ対応の製造棟を新たに建設することで合意した。

　NAND型フラッシュメモリは、シリコンオーディオプレイヤーや各種メモリカードなどに使用されているメモリで、今回の合意はその需要の急増に対応するためのもの。

　両社は、東芝四日市工場内に300mmウェハ対応の第3製造棟を2005年夏より稼動させており、さらに需要拡大に対応して投資計画の前倒しなどにより増強を進めてきた。しかし、2008年以降に見込まれる需要拡大に対応するには、早期に第4製造棟を建設することが不可欠と判断し、今回の合意に至ったとしている。

　新たに建設される第4製造棟は、現在稼動中の第3製造棟と同等の規模を持ち、2006年8月に着工予定、2007年第4四半期の量産開始を目指すとしている。

(2006年4月5日)

[Reported by matuyama@impress.co.jp]