東芝、300mmウェハー製造ラインを前倒し ~フラッシュメモリ好調で2005年稼働
12月3日 発表
株式会社東芝は3日、同社四日市工場にNAND型フラッシュメモリの300mmウェハー製造ラインを導入し、2005年下期より量産を開始すると発表した。
同社は2002年12月にこの新ライン導入計画を発表。当初の予定では2006年以降の導入を見込んでいたが、デジタルカメラやカメラ付き携帯電話向けにフラッシュメモリの需要が急拡大していることから稼働開始を前倒しした。
建屋建設および製造装置への2005年度までの投資総額は約2,000億円で、このうち、製造創始については米SanDiskと共同で投資する。製造は両社の合弁会社であるフラッシュビジョンが行なう。
新製造棟の稼働開始時は、両社が現在開発中の70nmプロセス品を月産1万枚規模で生産し、その後55nmプロセスに順次移行する予定。
□東芝のホームページ
http://www.toshiba.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.toshiba.co.jp/about/press/2003_12/pr_j0301.htm
□SanDiskのホームページ(英文)
http://www.sandisk.com/
□ニュースリリース(英文)
http://www.sandisk.com/about/press.asp
□関連記事
【2002年12月18日】SanDisk、NANDフラッシュメモリ増産へ
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2002/1218/sandisk.htm
【2002年4月12日】東芝とSanDisk、フラッシュメモリ製造会社を四日市に移転
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2002/0412/flash.htm
(2003年12月4日)
[Reported by wakasugi@impress.co.jp]
PC Watch編集部
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