|
東芝、Qosmio G20/F20をマイナーチェンジ
12月下旬 発売 価格:オープンプライス 株式会社東芝は、AV志向のTVチューナ搭載ノートPC「Qosmio G20」、「同F20」をマイナーチェンジし、12月下旬より発売する。価格はすべてオープンプライス。搭載OSはWindows XP Home Editionで、Office Personal Edition 2003/Office OneNote 2003がプリインストールされる。 AV機能として、新たに「DVDぴったり記録機能」を追加し、4.7GB超の動画ファイルを自動的に1枚のDVDに収められるようにトランスコードしてコピーできるようになった。そのほかは従来機種同様、独自のAV統合アプリケーション「Qosmio AV Center」、高画質化機能「QosmioEngine」などを踏襲する。 また、PC買い替えのユーザーのために、データ移行ソフト「PC引越しナビ」をプリインストール。同ソフトを利用すればInternet Explorerの設定やOutlook Expressのメールデータ、マイドキュメントフォルダなどを新PCに移行できる。F20の最下位モデル(F20/573LS)を除く3機種に、データ移行用の512MB USBフラッシュメモリが同梱される。さらに、全機種欧州の有害物質使用制限「RoHS」にも完全対応した。 ●Qosmio G20 Qosmio G20シリーズは、1,440×900ドット(WXGA+)表示対応17型高色純度/高輝度Clear SuperView液晶を搭載したノートPC。同シリーズの従来モデルはこれまで搭載CPUなどの違いで2モデル用意されていたが、今回は「Qosmio G20/590LS」の1モデルのみが用意される。店頭予想価格は27万円前後の見込み。 主な仕様は、CPUにPentium M 740(1.73GHz)、メモリ512MB(最大2GB)、Intel 915PM Expressチップセット、GPUにGeForce Go 6200 TurboCache、200GB(100GB×2) HDD、±R DL対応DVDスーパーマルチドライブなどを搭載する。 インターフェイスは、ExpressCard/54×1、Type2 PCカードスロット×1、SDカード/xD-Picture Card/MMC/メモリースティック(PRO)対応スロット、USB 2.0×4、IEEE 1394(4ピン)×1、ミニD-Sub15ピン×1、Sビデオ出力×1、Sビデオ入力×1、Ethernet、IEEE 802.11b/g対応無線LANなどを備える。 バッテリはリチウムイオンで、駆動時間は約2.3時間。本体サイズは406×285×43.1~48.9mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約4.5kg。 ●Qosmio F20 Qosmio F20シリーズは、1,280×800ドット(WXGA)表示対応15.4型高色純度/高輝度Clear SuperView液晶を搭載したノートPC。搭載CPU、チップセット、HDD容量の違いで3モデル用意される。
上位モデルの「Qosmio F20/590LS」は、CPUにPentium M 740、Intel 915GM Expressチップセット(ビデオ機能内蔵)、120GB HDDを搭載し、店頭予想価格は23万円前後の見込み。 中位モデルの「同F20/575LS」は、590LSからCPUをCeleron M 360J(1.40GHz)、チップセットをIntel 910GML Express(ビデオ機能内蔵)に変更したモデルで、店頭予想価格は20万円半ば前後の見込み。 下位モデルの「同F20/573LS」は、575LSからHDDを100GBに変更したモデルで、店頭予想価格は19万円半ば前後の見込み。 そのほかの仕様はほぼ共通で、±R DL対応DVDスーパーマルチドライブを搭載。インターフェイスはType2 PCカードスロット×1、SDカード/xD-Picture Card/MMC/メモリースティック(PRO)対応スロット、USB 2.0×3、IEEE 1394×1、ミニD-Sub15ピン×1、Sビデオ出力×1、Ethernet、IEEE 802.11b/g対応無線LANなどを備える。 バッテリはリチウムイオンで、駆動時間はPentium M搭載モデルが約3.5時間、Celeron M搭載モデルが約2時間。本体色は前者がブラック、後者がホワイト。本体サイズは373×274×39.8~43.2mm(同)、重量は約3.5kg。 □東芝のホームページ (2005年12月19日) [Reported by ryu@impress.co.jp]
【PC Watchホームページ】
|
|