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コーレル、「Painter Essentials 3」などコンシューマ向けグラフィックソフト11月11日発売 連絡先:カスタマーインフォメション コーレル株式会社は、ペイント系グラフィックソフト「Corel Painter Essentials 3」、ドロー系グラフィックソフト「CorelDRAW Essentials 2」の2製品を11月11日より発売する。 価格は、Corel Painter Essentials 3/CorelDRAW Essentials 2ともに9,980円、乗り換えアップグレード版が7,980円。Painterのみダウンロード版が用意され、価格は7,980円。なお、乗り換え版はCorel製品だけでなく、他社製品からの乗り換えにも対応する。両製品ともパッケージ版の発売は日本国内のみ。
Corel Painter Essentials 3は、ペイント系グラフィックソフト「Corel Painter IX」をベースとした普及版ソフト。普及版ながら、Painter IXにはない機能も搭載されるなど、従来のEssentials 2から大幅に機能強化された。 新たに搭載された「フォトペイント パレット」機能は、写真を元にしたイラストを作成可能な機能。写真データに対して、元の写真をなぞるだけで絵画のような効果を出したり、自動的にランダムなストロークで描写をするなど、初心者でも簡単にイラストを描くことができるという。 そのほか、使用可能なブラシが従来の2倍以上に増加し、18カテゴリー、76種類となったほか、描画速度も従来比最大10倍、平均で2倍向上したという。操作方法を解説してくれる「クイックガイド」なども搭載する。
CorelDRAW Essentials 2は、同社のドロー系ソフト「CorelDraw」をベースとしたソフトウェアで、価格が従来の20,790円から大幅に下げられた。ビジネス市場をターゲットとし、上位版であるCorelDrawから主要な機能を継承。イラスト描画だけでなく、ドキュメント作成にも主眼をおいている。 段落テキスト機能による段組設定や、写真や図形への文字の回り込み設定など、ドキュメント作成ソフトとしても高い機能を搭載。テキストの装飾や変形など、ドロー系ソフトならではの機能と合わせ、一般的なワープロソフトに比べて自由度の高いレイアウトが可能という。 コーレル株式会社代表取締役社長 下村慶一氏は、「今回の製品は今年発表する最後の製品。コーレルの製品のインストールベースは確実に増えており、店頭での認知度もアップしている。よりよいマーケットを開拓するために、今回の2製品を投入する」などと挨拶。
Painter Essentials 3については、「ペイント系ソフトは、アニメを通じて若い人たちが利用し始めている。また、デジカメユーザーが利用するケースも増えてきている」とし、特に今回の製品では、いきなりタブレットで絵を描くというのではなく、まずはマウスを使って描いてもらうために、写真をトレースして半自動でイラストを描く機能を搭載したという。 CorelDRAW Essentials 2は、「従来ワープロソフトでは難しかった複雑なレイアウトも可能にする。ドロー系ソフトは昔はたくさんあったが、最近では3DマイホームデザイナーやVISIOなど、特化した用途のものがほとんどになってしまった。こうしたビジネスグラフィックのニーズは必ずあると考え、今回この製品を投入した」と、ビジネスグラフィックス市場への期待感を覗かせた。 なお、旧バージョンである「Corel Painter Essentials 2」、「CorelDRAW Essentials」を、2005年10月12日~11月30日までに購入したユーザーを対象とした無償アップグレードキャンペーンも実施される。
□コーレルのホームページ (2005年10月12日) [Reported by kiyomiya@impress.co.jp]
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