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パイオニア、立体映像ユーザーインタ-フェイスを開発
9月30日 発表
パイオニア株式会社は30日、立体映像を操作できるユーザーインターフェイス「フローティングインターフェイス」を開発したと発表した。 15型液晶ディスプレイで表示された映像を3D用レンズで空間上に結像し、結像される空間の周囲に空間センサーを設けた立体映像ユーザーインターフェイス。裸眼で立体視でき特殊メガネは不要。センサーで指の位置データをPCに転送し、専用アプリケーションでリアルタイムに描画処理を行なうことで、空中に絵を描いたり、ウィンドウの操作などができる。 従来は6型で立体映像を映すだけのものだったが、今回15型に大型化し、空間センサーによる入力機能を追加した。 映像再生側では、対象物の陰影やコントラストなど、光による効果で映像処理を行ない、“心理的”な立体効果を高めている。また、ウィンドウ操作の際、指で押さえた部分が凹むなど、リアリティのあるインターフェイスを実現しているという。 システムは構成がシンプルで量産向きで、コンテンツの制作も容易としており、同社は今後、博物館やイベントの展示ツールとしての応用を検討している。 なお、同システムの試作品は10月4日~8日に幕張メッセで開催される「CEATEC JAPAN 2005」に出展する予定。 □パイオニアのホームページ (2005年9月30日) [Reported by ryu@impress.co.jp]
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