|
アイ・オー、外付けハイパーマルチで16倍速記録を
|
DVR-UM16A |
4月28日 公開
株式会社アイ・オー・データ機器は28日、パナソニック四国エレクトロニクス株式会社製ドライブ「SW-9585」を採用したハイパーマルチドライブ3製品のファームウェアを公開した。
対象はUSB 2.0外付け型の「DVR-UM16A」、ATAPI内蔵型の「DVR-ABM16A」およびブラックモデルの「DVR-ABM16ABK」。
公開されたファームウェアはVer.1.01で、新たにDVD-R DLの書き込みに対応したほか、DVR-UM16AではDVD±R 16倍速書き込み動作のチューニングを行なったとしている。
編集部でもDVR-UM16Aのファームウェアを更新し、計測を行なった。テスト環境は以下の通り。
M/B:ASUS P5GD1
CPU:Pentium 4 520(2.8GHz)
Memory:512MB
OS:Windows XP Professional(SP2)
BenchMark:CD-DVD Speed Ver3.80
メディア:16倍速対応DVD-Rメディア(太陽誘電製)
ファームウェア更新後、デバイスマネージャーやライティングソフトから認識されるドライブ名が「MATSHITADVD-RAM SW-9585」から「MATSHITADVD-RAM SW-9585S」に変更される。また、ファームウェアリビジョンは「N100」となる。
なお、ライティングソフト「B's Recorder GOLD8 BASIC」、「B's CLiP6」、「Ulead DVD MovieWriter 3.5 SE for I-O DATA」およびDVD-RAMドライバのアップデートが必要となる。
DVR-UM16A ファーム更新前 |
DVR-UM16A ファーム更新後 |
検証の結果、ファームウェア更新前は12倍速付近で波形が乱れ、16倍速に達しなかった環境でも、安定して16倍速で書き込めることが確証できた。書き込み時間は6分12秒から6分0秒に短縮された。
□アイ・オー・データ機器のホームページ
http://www.iodata.jp/
□ニュースリリース
http://www.iodata.jp/news/2005/04/dvr-um16_speed.htm
□ダウンロードページ
http://www.iodata.jp/lib/product/d/1372.htm(DVR-UM16A)
http://www.iodata.jp/lib/product/d/1370.htm(DVR-ABM16A)
http://www.iodata.jp/lib/product/d/1371.htm(DVR-ABM16ABK)
□関連記事
【4月27日】続・アイ・オーの外付けハイパーマルチ実力検証テスト
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2005/0427/iodata.htm
【4月26日】アイ・オー、外付けハイパーマルチで16倍速記録を実現するファームを予告
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2005/0426/iodata.htm
(2005年4月28日)
[Reported by ishid-to@impress.co.jp]