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AMD、フラッシュメモリの業績悪化で2四半期連続の赤字
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4月13日(現地時間) 発表
米AMDは13日(現地時間)、2005年第1四半期(1~3月期)の決算を発表した。これによると、2005年第1四半期の売上高は、前年同期比1%減の12億2,700万ドル、営業損失は4,600万ドル、純損失は1,700万ドルとなった。
プロセッサが記録的な売上げを示した一方で、供給過剰によるフラッシュメモリの価格下落が大きく影響。4四半期連続で黒字を計上した2004年から一転、2期連続の赤字となった。
フラッシュメモリを担当するメモリグループの売上高は、前年同期比29%減の4億4,700万ドル。営業損失は1億1,000万ドルと、赤字転落した2004年第4四半期の3,900万ドルからさらに業績が悪化した。
一方、CPU等を担当するコンピュテーションプロダクトグループが、売上高7億5,000万ドルで、前年同期比31%増。繁盛期の前期の売上げも3%上回り過去最高を記録した。主にサーバーとモバイルプロセッサが好調で、高度成長地域(主に中国)での伸長も寄与した。
□AMDのホームページ(英文)
http://www.amd.com/
□ニュースリリース(英文)
http://www.amd.com/us-en/Corporate/VirtualPressRoom/0,,51_104_543~96465,00.html
□ニュースリリース(和文)
http://www.amd.com/jp-ja/Corporate/VirtualPressRoom/0,,51_104_543~96666,00.html
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【1月19日】AMD、2004年決算は過去最高の黒字
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2005/0119/amd.htm
【2004年4月15日】AMD、四半期決算が2期連続で黒字
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2004/0415/amd.htm
(2005年4月14日)
[Reported by ryu@impress.co.jp]