4月11日 発表

　有限責任中間法人パソコン3R推進センターは11日、平成16年度(2004年4月～2005年3月)のPC回収/リサイクル実績を発表した。これによると、家庭系使用済みPCの回収実績は227,677台となった。

　四半期ごとの実績では、回収を開始した平成15年10～12月期は31,534台、最新の平成16年度1～3月期は62,446台。回収の開始以降、四半期ごとの回収実績は右肩上がりを続ける順調な実績を残している。

四半期ごとの回収実績グラフ

　そのうち、CRTディスプレイとデスクトップPCの回収台数が多く、平成16年度下半期(10～3月)の割合は、CRTディスプレイが48.3%、デスクトップPCが38.0%と大半を占める。一方、ノートPCは9.3%、液晶ディスプレイは4.4%で、あまり回収に出されていない。

平成16年度下半期の回収台数内訳

　また、自作PCや倒産メーカー製PCなど、メーカーが存在しないPCの回収も全国を対象に平成16年7月から開始しており、9カ月間で6,900台を回収した。

□パソコン3R推進センターのホームページ
http://www.pc3r.jp/
□ニュースリリース
http://www.pc3r.jp/topics/050411.html
http://www.pc3r.jp/topics/050411_2.html
□関連記事
【2004年7月5日】有限責任中間法人 パソコン3R推進センター設立
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2004/0705/jeita.htm

(2005年4月11日)

[Reported by yamada-k@impress.co.jp]