4月8日　発表

　エルピーダメモリ株式会社は8日、1月24日に公表した平成17年3月期の連結業績予想数値を下方修正した。

　2004年4月1日～2005年3月31日の売上高は2,110億～2,140億円の予想から2,070億円へ修正、40億円～70億円減となった。また、これに伴い当期純利益は120億～160億円から81億円へ修正、39億～79億円減となった。

　これらの修正は、おもにPCおよびサーバー向けDRAMの市場価格が想定以上に下落したこと、およびデジタル家電、モバイル機器向けDRAMの需要が想定を下回ったことによるもの。

　また、同社の米国販売子会社Elpida Memory (USA)が2004年6月より独占禁止法違反行為に関する米国司法省の調査に対し、今後発生する可能性のある債務(約19億円)を計上した影響もあるとしている。

□エルピーダメモリのホームページ
http://www.elpida.com/ja/
□ニュースリリース
http://www.elpida.com/ja/news/2005/04-08.html
□関連記事
【2002年11月1日】エルピーダ、坂本社長就任記者会見を開催
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2002/1101/elpida.htm

(2005年4月8日)

[Reported by ryu@impress.co.jp]