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東芝、AV機能を強化した「Qosmio G20」
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「Qosmio G20」シリーズ |
3月下旬 発売
価格:オープンプライス
株式会社東芝は、AV機能を強化したノートPC「Qosmio G20」シリーズを3月下旬より発売する。価格はオープンプライス。
本体正面 |
従来機に搭載されていた「QosmioEngine」を強化したノートPC。Windowsを起動せずにTV視聴や録画が可能な「QosmioPlayer」を搭載しており、新たに動画の相間を検出し、補完画素により斜め方向の輪郭を補正する「モーションエッジスムージング機能」、画像のノイズなどを軽減する「3次元FNR(フレームノイズリダンクション)機能」、DVD再生時に60fpsプログレッシブ変換する機能などを備える。
HDD機能も強化されており、2.5インチHDDを2台内蔵し、RAID 0/1の構成で利用可能。同社独自のRAIDユーティリティが付属しており、RAID 1構成時に自動的に修復する機能やリビルト時間の短縮が可能という。また、QosmioPlayerのデータ領域が従来の5GBから20GBになった。
上位モデルの「Qosmio G20/395LS」は、CPUにPentium M 750(1.86GHz)、メモリにDDR2 SDRAM 512MB(最大2GB)、Intel 915PM Expressチップセット、GPUにGeForce Go 6600(ビデオメモリ128MB)、100GB×2シリアルATA HDD、スーパーマルチDVDドライブ、輝度500cd/平方メートルの1,440×900ドット(WXGA)17型液晶、OSにWindows XP HomeEditon、Office Personal Edition 2003(SP1)などの構成で、店頭予想価格は36万円前後の見込み。
下位モデルの「Qosmio G20/390LS」は、CPUがPentium M 740(1.73GHz)、HDDが80GB×2に変更されたモデルで、店頭予想価格は33万円前後の見込み。
インターフェイスは共通で、ExperssCardスロット×1、Type2 PCカードスロット×1、SDカード/MMC/メモリースティック(PRO)/xD-Picture Cardスロット、IEEE 802.11b/g無線LAN、Ethernet、D-Sub15ピン、USB 2.0×4、IEEE 1394×1、Sビデオ出力、D4出力端子、ステレオミニジャック×1など。
バッテリはリチウムイオンで、駆動時間は約2時間。本体サイズは406×285×43.1~48.9mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約4.5kg。ACアダプタ、リモコン、光学式マウス、アンテナ変換ケーブルなどが付属する。
□東芝のホームページ
http://www.toshiba.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.toshiba.co.jp/about/press/2005_03/pr_j1002.htm
□製品情報
http://dynabook.com/pc/catalog/qosmio/050310g2/index_j.htm
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(2005年3月10日)
[Reported by ryu@impress.co.jp]