1月4日(現地時間) 発表

　米Transmetaは4日(現地時間)、2005年の事業に関して知的財産のライセンス事業を強化すると発表した。また、Efficeonなどx86互換CPU製品のデザイン、開発、販売など、現在のビジネスモデルに関する経済的な厳しい評価を、1月中に完了する予定とした。

　同社は、2004年にNECエレクトロニクスや富士通と、省電力技術「LongRun2」技術のライセンス契約を行なっている。Transmetaは現在、事業全体の見直しを進めており、リスクが少なく収益の見込める知的財産のライセンス事業へ注力するものとみられる。

　なお、CPU事業に関する具体的な今後の方針については、リリース中では触れられていない。新たなビジネスモデルの詳細は、1月21日(現地時間)に発表される予定。

□Transmetaのホームページ(英文)
http://www.transmeta.com/
□ニュースリリース(英文)
http://investor.transmeta.com/ReleaseDetail.cfm?ReleaseID=151865
【2004年12月3日】Transmeta、LongRun2技術を富士通に供与
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2004/1203/transmeta.htm
【2004年3月25日】Transmeta、LongRun2をNECエレにライセンス
～NECエレはTransmetaに出資
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2004/0325/transmeta.htm

(2005年1月6日)

[Reported by yamada-k@impress.co.jp]