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2004年上半期の家庭向けPC出荷がプラスに
~企業向けは過去最高

9月27日 発表


 インターナショナルデーターコーポレイションジャパン株式会社(IDC Japan)は27日、2004年上半期(1~6月期)の国内PC出荷実績を発表した。

 これによると、企業向けPC出荷は過去最高の426万台(対前年比11%増)を記録。また、家庭向けPC出荷台数も276万台(同1.4%増)と過去3年間続いた下落から上昇へ転じた。

 同社は、「デジタル家電については旺盛な需要が続くとみられるが、低価格化が普及の前提となり、HDDレコーダーなど一部製品においてはPCとは違う価格帯の製品として、今後はPC需要に対する阻害要因としての影響力は徐々に低下するとみられる。ポータブル音楽プレーヤーなどPCと連携して利用される機器は、むしろPC需要に対する促進要因となり得る」と分析している。

 過去最高を記録した企業向けPC出荷は、景気低迷時に動きが止まっていたIT投資に対して、大企業のみならず中小企業も積極的にPC導入を行ない、また、低価格化の進行やブロードバンドの普及などが需要増大の要因と分析している。

 同社は、2004年通期の国内PC出荷台数を1,358万台(同6%増)と予測している。

□IDC Japanのホームページ
http://www.idcjapan.co.jp/
□関連記事
【2月26日】2003年の国内PC出荷は2年ぶりプラス成長
~ただし、家庭市場はマイナス
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2004/0226/idc.htm

(2004年9月27日)

[Reported by yamada-k@impress.co.jp]


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