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写真で見る「コニカミノルタ α-7 DIGITAL」と「DiMAGE A200」
コニカミノルタのα-7 DIGITALは、デジタル一眼レフでは初めて、CCDシフト方式の手ぶれ補正機構を搭載したことで話題を呼んでいる。ミノルタAFマウントレンズのほとんどで手ぶれ補正が可能になってしまう、まさに夢のシステムが現実の製品となって現れた。
15日に発表された製品は、2月の米PMA 2004に参考出品されたモックアップとほぼ同じ外観をまとっている。銀塩一眼のα-7がそのままデジタル一眼になったような雰囲気のα-7 DIGITALだが、同日発表された「DiMAGE A200」とともに、写真を中心にその概要をお伝えする。 なお、撮影したのは試作機であり、製品版では変更が加えられる可能性がある。
●本体各部 α-7 DIGITALの本体は適度な重量感があり、表面仕上げの質感も高い。バッテリスロットや各種コネクタのカバー類は他社ではゴムなどにされがちだが、α-7 DIGITALでは本体素材で作られているものが多く、細部まで丁寧に作られているように感じられる。 ●レンズ α-7 DIGITALと同時に、「AF ズーム 28-75mm F2.8(D)」と「AF ズーム 17-35mm F2.8-4(D)」の2本のズームレンズが発表された。どちらも35mm判にも対応したレンズで、度肝を抜くようなスペックではないが、距離エンコーダを搭載してADI調光に対応するなど、α-7 DIGITALの標準ズームとして不足はないつくりだ。
●縦位置グリップ オプションで用意される縦位置グリップは、リチウムイオンバッテリ2個か、単3電池4本を入れることで大容量バッテリとしても機能する。 縦位置用のレリーズのほか、2つの電子ダイヤルやAEロック、測距点選択などのスイッチを備え、縦位置での操作性に考慮されている。本体とはバッテリスロットと三脚穴で接続されるが、がっちりと固定され、本体のソリッド感を損なわない。 ●DiMAGE A200 DiMAGE A200はDiMAGE A2の小型版との位置づけだが、Anti-ShakeやCCD、レンズなどはそのままA2から継承しているし、液晶モニタの稼動範囲はA2よりも広い。シンプルなその成り立ちを、A2よりも好ましく感じる人も多いだろう。 【お詫びと訂正】記事初出時、「高精細EVFをDiMAGE A2から継承」と記述しましたが、継承しておりませんでした。ただし、静止画表示時のフレームレートはA2と同様に60fpsです。お詫びして訂正させていただきます。
□コニカミノルタのホームページ (2004年9月17日) [Reported by tanak-sh@impress.co.jp]
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