[an error occurred while processing the directive] |
松下、光学手ブレ補正12倍ズームの500万画素機
|
ブラックモデル (フード装着時) |
8月27日 発売
価格:オープンプライス
連絡先:お客様ご相談センター
Tel.0120-878-365
松下電器産業株式会社は、光学手ブレ補正機構付き光学12倍ズームレンズを搭載した500万画素デジタルカメラ「LUMIX DMC-FZ20」を8月27日より発売する。価格はオープンプライスだが、店頭予想価格は73,000円前後の見込み。
2003年10月に発売された「LUMIX DMC-FZ10」の後継機。同時に発表されたDMC-FZ3が女性を含むファミリー層向けであるのに対し、FZ20は作品作りも可能なやや上級向けの機種と位置づけられる。
ヴィーナスエンジンII | 手ブレ補正ジャイロ |
FZ10からの変更点としては、画像処理エンジンが「ヴィーナスエンジンII」に進化し、色再現性の向上、暗部ノイズの低減、動作速度の向上などが図られた。さらに別回路だった手ブレ補正制御回路をヴィーナスエンジンIIに統合することで高速化し、周辺光量補正機能、倍率色収差補正機能、美肌処理機能などを組み込んだ。
このほか、撮像素子の有効画素数が400万画素から500万画素に、35mm判換算の焦点距離が35~420mmから36~432mmに、ストロボ到達距離が4mから7mに、それぞれ変更された。また、絞り優先/シャッタースピード優先AEとマニュアル露出の切り替えをメニュー内で行なっていたのに対し、FZ20ではモードダイヤルのみで切り替えられるようになった。さらに、新たにシャッターリモコンに対応し、ディスプレイの情報表示を改め、AF補助光が新設された。
外観は前機種のコンセプトを継承するが、全体に丸みがつけられたほか、グリップがやや大きくなり、よりホールドしやすい形状に改められた。また、レンズフードが花形に変更された。
ブラックモデル | シルバーモデル |
ストロボがFZ10よりも大型になった | USB端子の上にシャッターリモコン用の端子が新設された |
バッテリやSDカードスロットの位置なども従来どおり | 逆L字に情報表示部を配した、新しい表示モード |
背面(ブラック) | 上面(ブラック) |
撮像素子は1/2.5インチの有効500万画素原色フィルタ付きCCD。記録解像度は2,560×1,920/2,048×1,536/1,920×1,080/1,600×1,200/1,280×960/640×480ピクセル。記録形式はTIFF/JPEG。記録媒体いっぱいまでの連写や、320×240ピクセルで30fpsまたは10fpsの音声付きMotion JPEG動画撮影も可能。
レンズはEDレンズ1枚、非球面レンズ3枚/3面を含む8群13枚で構成される、LEICA DC VARIO-ELMARIT。開放F値はズーム全域でF2.8。最短撮影距離は広角端で30cm、望遠端で2m。ただし、マクロ/絞り優先AE/シャッタースピード優先AE/マニュアル露出の各モードでは、広角端が5cmとなる。
FZ20用テレコンバージョンレンズ「DMW-LTZ10」 | テレコン装着時 |
FZ20用ワイドコンバージョンレンズ「DMW-LWZ10」 | ワイコン装着時 |
0.33型/11.4万画素のEVFと、2型/13万画素の低温ポリシリコンTFT液晶モニタを備える。光学ファインダーは搭載しない。
付属品 |
記録媒体はSDメモリーカード/MMC。PCとの接続はUSB 2.0。PictBridgeにも対応する。
電源はリチウムイオン充電池で、CIPA準拠の撮影可能枚数は240枚。
本体サイズは127.6×106.2×87.2mm(幅×奥行き×高さ)、記録媒体と充電池を含まない重量は520g。本体色はブラックとシルバーが用意される。
□松下電器産業のホームページ
http://matsushita.jp/
□ニュースリリース
http://matsushita.co.jp/corp/news/official.data/data.dir/jn040721-3/jn040721-3.html
□製品情報
http://panasonic.jp/dc/fz20/
□関連記事
【2003年10月2日】松下、光学補正付12倍レンズ搭載の400万画素機「DMC-FZ10」
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2003/1002/pana1.htm
(2004年7月21日)
[Reported by tanak-sh@impress.co.jp]
|