7月13日(現地時間)発表

　米Intelは13日(現地時間)、2004年第2四半期の決算を発表した。売上高は80億5千万ドル、純利益は18億ドル、1株当たり利益は27セントとなった。

　前年同期比では、売上高18%増、純利益96%増、1株当たり利益93%増。前期比では、売上高、純利益はほぼ同等で、1株当たり利益が4%増となった。

　今回の決算には、6,200万ドルの未払い税金取り消しと、実効税率の修正が含まれており、1株当たり利益が1.7セント増加している。前期決算ではIntergraphとの和解金などが含まれ、1.7セントのマイナスとなっていた。

　同社は、CPU事業では伸びなかったが、フラッシュメモリを中心とした通信事業が順調に拡大し好業績に繋がったとしている。また、PCの新プラットフォームや90nmプロセスルールのモバイル/サーバー向けCPUを出荷するなど重要な四半期であったと位置づけた。

□Intelのホームページ(英文)
http://www.intel.com/
□ニュースリリース(英文)
http://www.intel.com/pressroom/archive/releases/20040713corp.htm
□ニュースリリース(和文)
http://www.intel.co.jp/jp/intel/pr/press2004/040714a.htm
□関連記事
【4月14日】Intel、2004年第1四半期の売上高は81億ドル
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2004/0414/intel.htm
【4月1日】Intel、Intergraphとの特許権侵害訴訟で和解
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2004/0401/intel.htm

(2004年7月14日)

[Reported by yamada-k@impress.co.jp]