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エプソン、PCレスで使えるプリンタとスキャナ、3機種
~ポータブル型やビデオデッキ型プリンタなど

Colorio me: E-100

4月末より順次発売

標準価格:オープンプライス

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 エプソンは、PCレスでも使える家庭向けインクジェットプリンタ2機種と、やはりPCレスで使えるフォトスキャナ1機種を、4月末より順次発売する。価格はすべてオープンプライス。

 3機種とも、PCなしでも簡単に使えるように設計されており、女性、子ども、年配者など、ホームDPE市場における新規ユーザー開拓を狙う。そのため販路も、プリンタ売場以外にTV通販、携帯電話売場、AV売場、スーパーマーケットなどを予定する。

●持ち運べる小型フォトプリンタ「Colorio me: E-100」

 「Colorio me:(カラリオ ミー) E-100」は、ハガキサイズまで印刷可能なダイレクトインクジェットプリンタ。発売は4月末。店頭予想価格は2万円前後の見込み。

 2月に米国で開催されたPMA2004に、「PictureMate」として展示されたもの。本体サイズ252×154×162mm(幅×奥行き×高さ)、重量2.7kgと小型で、キャリングハンドルでイベントや行楽などの出先に持ち運んで使えるほか、宅内でも設置場所や収納しやすくした。主婦や若い女性をターゲットとし、デザインやユーザーインターフェイスは女性だけで構成されるチームが決定した。さらに、静音設計により動作音を40dB以下に抑えた。

キャリングハンドルで持ち運べる。ただし電源はACアダプタのみで、電池/充電池駆動はしない 背面上部から給紙、前面から排紙 本体背面。手前にあるのが6色一体型インクカートリッジで、背面下部に挿入する
シンプルな操作部 メモリカードスロット Bluetoothアダプタ

 出力解像度は2,880×1,440dpi、インク滴は2pl。同社のハイエンドモデル「PX-G900」のインクをベースとした、6色顔料フォトインクを採用。カートリッジは交換のしやすさを優先して6色一体型となる。対応用紙サイズはカード、L判、ハガキで、写真用紙とフォトシールを使用可能。トレイには20枚の用紙をセットできる。

 xD Picture Card/スマートメディア対応スロット、SDメモリーカード/MMC/メモリースティック/メモリースティックPro対応スロット、CF/Microdrive対応スロットを備えるほか、USBホスト端子を備え、PictBridge/USB DIRECT PRINTによるデジタルカメラからのダイレクト印刷が可能。

 また、USBホスト端子に対応MOドライブ/CD-Rドライブを接続し、メモリカードの画像データをPCなしでバックアップできる。さらに、別売オプションの赤外線モジュールやBluetoothユニットにより、ワイヤレス印刷が可能。

 PCとの接続用にUSB 1.1端子を装備。ドライバ、印刷補助ソフトなどが同梱され、PCからの印刷もできる。

 このほかTV出力端子を備え、TVにメモリカード内の画像を表示できる。

□ニュースリリース
http://www.epson.co.jp/osirase/2004/040316_1.htm

●家族で使うビデオデッキ型フォトプリンタ「カラリオ PM-D1000」

 「カラリオ PM-D1000」はTVで画像データを鑑賞したり、編集することができるダイレクトインクジェットプリンタ。発売は5月。店頭予想価格は4万円前後の見込み。

 TVにメモリカード内の画像を表示し、トリミング、合成、割付印刷、文字入力などの設定が可能。操作はリモコンで行なう。TVラック内に設置するため、本体サイズを430×420×109mmとし、外観はビデオデッキ風。給排紙とインクカートリッジ交換を本体前面から行なえる。

 なお、TVに接続できるが、TV画面のハードコピーを印刷する機能はない。

 印刷性能は同社製インクジェットプリンタ「PM-D750」と同等としており、出力解像度は2,880×720dpi、インク滴は3pl。6色インクでカートリッジは6色独立。A4サイズ1枚の印刷に145秒かかる。対応用紙サイズは名刺~A4サイズまでのすべて。用紙はカセットに収めて本体に装着する。また、CD/DVDメディアラベル印刷に対応し、専用のトレイを内蔵する。

インクカートリッジは6色独立 本体前面右側の操作部。上部にインクカートリッジの状態を表すLEDが並ぶ 本体前面左側にカードスロットがある
CD/DVDラベル印刷用トレイ 背面には電源ケーブルとTV出力端子、排気口がある リモコン

 xD Picture Card/スマートメディア対応スロット、SDメモリーカード/MMC/メモリースティック/メモリースティックPro対応スロット、CF/Microdrive対応スロットを備えるほか、USBホスト端子を備え、PictBridge/USB DIRECT PRINTによるデジタルカメラからのダイレクト印刷が可能。また、USBホスト端子に対応MOドライブ/CD-Rドライブを接続し、メモリカードの画像データをPCなしでバックアップできる。

 PCとの接続用にUSB 1.1端子を装備。さらに、別売オプションの赤外線モジュールやBluetoothユニットにより、ワイヤレス印刷が可能となっている。TV出力用にSビデオ端子とコンポジット端子を備える。

□ニュースリリース
http://www.epson.co.jp/osirase/2004/040316_3.htm

●デジタル暗室入門用フォトスキャナ「PhotoPC Factory F-3200」

 「PhotoPC Factory F-3200」は50~60歳代の写真愛好家をターゲットとしたフォトスキャナ。発売は2004年夏。店頭予想価格は5万円台半ばの見込み。

 ネガ/ポジフィルムや写真プリントをスキャンし、PCを経由することなくプリンタに出力可能なスキャナ。対応プリンタはPM-4000PX/PM-3700C/PX-G900。

 対応原稿は最大4×6インチの紙焼き写真、35mm/35mmスライド/ブローニー/4×5の各フィルム。α-Hyper CCDにより、3,200dpiでのスキャンが可能。光源は水銀蛍光ランプで、原稿移動方式によりスキャンする。

 xD Picture Card/スマートメディア対応スロット、SDメモリーカード/MMC/メモリースティック/メモリースティックPro対応スロット、CF/Microdrive対応スロット、USB 1.1ホスト端子を備え、メモリカードやデジタルカメラ内の画像をプリンタに出力することもできる。また、スキャンした画像をメモリカードに保存することもできる。

 本体前面に2.5型カラー液晶を備え、各種設定や操作のほか、「プロフェッショナルラボ」機能と呼ばれる画像編集も可能。スキャンした画像やメモリカード/デジタルカメラ内の画像をトリミング、画質調整できる。

 PCに接続してスキャンした画像をPCに読み込んだり、メモリカードとのデータのやり取りが可能。PC用ソフトも付属し、より高度な画像編集ができる。PC接続用インターフェイスとしてUSB 2.0とIEEE 1394を備える。

 本体サイズは205×235×95mm(幅×奥行き×高さ)、重量は2.8kg。

メモリカードスロットは本体前面左側に 各種原稿用のトレイが付属する 画質調整では、画質のバリエーションをサンプル印刷し(本体上に載っているのがサンプル印刷)、印刷したいものをディスプレイで選ぶ

□ニュースリリース
http://www.epson.co.jp/osirase/2004/040316_2.htm

□エプソンのホームページ
http://www.epson.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.epson.co.jp/osirase/2004/040316.htm
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http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2004/0226/yamada4.htm

(2004年3月16日)

[Reported by tanak-sh@impress.co.jp]


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