10月7日発表(現地時間)

　Silicon Integrated Systems(SiS)は7日(現地時間)、4チャンネルRDRAMに対応したPentium 4用チップセット「SiS R659」のサンプル出荷を第4四半期と発表した。これまでは第3四半期としていたため、1四半期延期されたことになる。

　同時に、R659には、同社独自のHyperStreaming Engine(HSE)技術を発展させた「Advanced HyperStreaming Engine(AHSE)」技術を実装することも、発表した。

　HSEはCPU、チップセット、メモリ、各種インターフェイス間のデータの流れを最適化し、システム全体の性能を向上させる技術。AHSEはHSEの発展版で、低レイテンシのシングルスストリーム、複数ストリームのパイプライン処理と同時実行、特定ストリームの優先度付けなどを特徴とする。

　R659は4チャンネルのPC1200 RDRAMに対応するハイエンドPC/ワークステーション向けチップセット。PC用メモリの主流がDDRとなる中で、RDRAMに対応するほぼ唯一の製品。Samsung、Rambus、ASUSTekと共同開発された。

□SiSのホームページ
http://www.sis.com/
□ニュースリリース
http://www.sis.com/news/press/r659.htm
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(2003年10月8日)

[Reported by tanak-sh@impress.co.jp]