9月19日発売

標準価格：40,000円

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　三洋電機株式会社は有効320万画素CCDを搭載したコンパクトデジタルカメラ「DSC-S1」を9月19日から発売する。価格は40,000円。

　3月に発売されたDSC-J1に続く、「Xacti」(ザクティ)シリーズ第2弾。DSC-J1と同様のCCDを搭載するが、レンズをプリズム式から一般的な沈胴式に、電源をリチウムイオンバッテリから単三アルカリ乾電池×2またはニッケル水素充電池×2、CR-V3×1に変更し、動画機能を制限したことにより、DSC-J1よりシンプルで安価なモデルとした。

　同社では、DSC-J1をXactiシリーズの先進的なモデル、DSC-S1を同シリーズのスタンダードかつシンプルなモデルと位置付け、併売していく。なおブランド名のXactiは“Exact”と“Active”から合成された造語。

　撮像素子は1/2.7型の原色フィルタ付 有効約320万画素CCD。記録画素数は2,048×1,536/1,600×1,200/640×480ピクセル。画素補間技術「ピクトライズ600」により、2,880×2,160ピクセルの画像を生成、記録することもできる。記録形式はJPEG。

　320×240/160×120ピクセル、15fpsの動画撮影にも対応。記録形式はQuickTimeで、記録媒体いっぱいまで撮影可能。ただし、160×120ピクセル時は音声なしとなる。

　レンズは6群7枚の光学3倍ズーム。焦点距離は35mmフィルム換算で36～108mm、開放F値はF2.8～4.9。撮影可能範囲は50cm～無限遠、マクロモードでは広角端で6cm、望遠端で16cm～無限遠となる。

　光学ファインダのほか、1.6型のTFT液晶ディスプレイを搭載。PCとの接続はUSB 1.1。このほかSDメモリーカードスロット(MMC対応)×1、内蔵フラッシュなどを搭載する。

　起動時間は約1.9秒、レリーズタイムラグは約0.05秒、撮影間隔は約2秒。本体サイズは99.8×30×63mm(幅×奥行き×高さ)、アルカリ乾電池とSDメモリーカードを含む重量は約190g。本体色はシルバーのみ。本体前面に「自分撮りミラー」を備える。

□三洋電機のホームページ
http://www.sanyo.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.sanyo.co.jp/koho/hypertext4/0308news-j/0821-1.html
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【2月12日】三洋、光学2.8倍/320万画素CCD搭載の動画デジカメ
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2003/0212/sanyo.htm

(2003年8月21日)

[Reported by tanak-sh@impress.co.jp]