11月中旬

標準価格：約1,200ドル

　米SONYは、有効800万画素のCCDを搭載したデジタルカメラ「DSC-F828」を11月中旬より発売する。価格は約1,200ドル。

　同社のデジタルカメラシリーズ「Cyber-shot」の最上位となる機種。これまでの最上位機種F717は約800ドルで、継続して販売される。

　7月に発表された同社独自の4色カラーフィルタ付きCCDを搭載。4色カラーフィルタは、従来はRGBの3色だったカラーフィルタに、エメラルドを加え4色としたもの。同社では、カラーフィルタの特性が人間の眼に近づき、より自然な色再現が可能になったとしている。本機が初めての商品化となる。

　また、レンズに35mmフィルム換算で28～200mmのCarl Zeiss Vario-Sonnar T*光学7倍ズームレンズを搭載。メモリースティックPROに対応したメモリースティックスロットのほか、Microdriveに対応したType2 CFスロットを搭載するのも注目される。

　記録画素数は最大3,360×2,460ピクセル。記録形式はJPEG、TIFF、RAW。640×480ピクセル、30fpsで記録媒体いっぱいまでのMPEG-VX動画撮影にも対応する。

　このほか、暗所での高感度撮影が可能なナイトショット機能、ナイトフレーミング機能など搭載。電源はリチウムイオンバッテリ。

□米SONYのホームページ(英文)
http://www.sony.com/
□ニュースリリース(英文)
http://news.sel.sony.com/pressrelease/3920
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【7月16日】ソニー、デジカメの色再現を自然にする4色カラーフィルタCCDと対応プロセッサ
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http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2002/0903/sony1.htm

(2003年8月18日)

[Reported by tanak-sh@impress.co.jp]