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ミノルタ、光学7倍ズーム機「DiMAGE A1」
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9月下旬発売
標準価格:オープンプライス
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ミノルタ株式会社は、独自開発の光学式手ぶれ補正機構を採用した光学7倍ズーム搭載デジタルカメラ「DiMAGE A1」を9月下旬より発売する。価格はオープンプライスだが、店頭予想価格は13万円前後の見込み。
DiMAGE 7/7i/7Hiシリーズの後継機。35mmフィルム換算で28~200mm相当の焦点距離を持つ光学7倍ズームのGTレンズが引き続き搭載されるが、A1では新開発のCCDシフト方式光学式手ぶれ補正機構が装備された。
従来の光学式手ぶれ補正機構ではレンズを動かすことで手ぶれを補正していたが、CCDシフト方式ではCCDを動かして補正する。CCDを動かすアクチュエータ「SIDM(Smooth Impact Drive Mechanism)」も、独自開発された。レンズに手を加えることなく手ぶれ補正を実現できるため、低コストで、様々な機器に応用がきく。同社ではこの機構による補正効果を「シャッター速度約3段分」としている。
手ぶれ補正機構動作時は、手ぶれ補正ON/OFFスイッチが光る | |
本体上部にアクセサリシューを装備。側面にはシンクロターミナルも装備する |
DiMAGE 7iとの比較 |
撮像素子は有効画素数約500万画素で原色フィルタ付きのプログレッシブスキャン 2/3インチCCD。画像処理エンジンは新開発の「SUPHEED(サフィード)」を搭載するほか、被写体の前後左右の動きにシームレスに追随する「3D AF」を備える。
記録画素数は2,560×1,920/2,080×1,560/1,600×1,200/640×480ピクセル。JPEG、TIFF、RAWでの記録に対応する。秒間約2.8コマの連続撮影も可能。640×480ピクセルで4fpsのインターバル動画撮影、320×240ピクセルで24fpsの動画撮影にも対応する。いずれも音声付で、記録形式はMotion JPEG(MOV)。録画時間は最長15分。動画撮影中にも手ぶれ補正機構が使えるほか、暗所でモノクロ撮影が可能な「ナイトムービー」機能を備える。
レンズは13群16枚で構成され、開放F値は2.8~3.5。撮影可能距離はCCD面から0.5m~無限遠。マクロモードでは、レンズ前21cm(広角)/13cm(望遠)からの撮影が可能。
光学ファインダーは搭載しないが、0.44型TFT液晶の電子ビューファインダー(EVF)と、1.8型の低温ポリシリコンTFT液晶ディスプレイを搭載。センサーにより、EVFを覗くと自動的にEVFがONになり、液晶ディスプレイがOFFになる機構も引き続き搭載されるほか、液晶ディスプレイは下20度、上90度の範囲でチルトするようになった。さらに、液晶ディスプレイでの再生時に、画面上の任意の部分を中心に拡大できる「フレックスデジタルマグニファイヤー」を搭載する。
液晶ディスプレイは上下に、EVFは上にチルトする | |
外部バッテリーパックを装着したところ | オプションの「プログラムフラッシュ2500(D)」 |
PCとはUSBで接続。Microdriveにも対応したType2 CFスロット×1を搭載する。CFスロットはモデムカード、PHSカードにも対応し、DiMAGE A1から直接画像を送信することができる。
電源はリチウムイオンバッテリ。本体サイズは117×113.5×85mm(幅×奥行き×高さ)、電池と記録媒体を含まない重量は約560g。
オプションで外部バッテリーパックや外部ストロボ「プログラムフラッシュ2500(D)」、DiMAGE A1コントロールソフト「ディマージュ キャプチャー」などが用意される。
□ミノルタのホームページ
http://www.minolta.com/japan/
□ニュースリリース
http://www.minolta.com/japan/release/dp/03-08-07-2_j.html
□製品情報
http://www.dimage.minolta.co.jp/a1/index.html
□関連記事
【2002年9月12日】ミノルタ、64MB SDRAMを搭載して連写性能が強化された「DiMAGE 7Hi」
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2002/0912/minolta.htm
(2003年8月7日)
[Reported by tanak-sh@impress.co.jp]
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