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東芝、学習して自然な訳文を生成する
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7月18日 発売
標準価格:16,800円
株式会社東芝は、参照文章から用語/表現を学習することで翻訳精度を高めた翻訳ソフト「The翻訳オフィス V6.0」を7月18日より発売する。価格は16,800円。対応OSはWindows 98/Me/2000/XP。
あらかじめ登録した文章(コーパス)にある用語/表現を参照して、翻訳時に適切な訳語を出力する「セレクトコーパス翻訳機能」を搭載した翻訳ソフト。
例えば、「The Stock of this brand brings profit」という文を翻訳させると、従来では「この商標のストックは利益をもたらします」となるところが、証券関連の文章を読み込ませてから本機能を利用すると「この銘柄の株式は利益をもたらします」と適切な翻訳が出力される。
業務用翻訳ソフトに搭載されている「翻訳メモリ機能」では、文章を参照するにあたって英文と日文をペアでそろえる必要があるが、本機能では出力結果と同じ言語の文章(英日翻訳なら日本語、日英翻訳なら英語)のみを用意するだけでいい。
OCR機能により、PDF文書のイメージデータに埋め込まれた文章も翻訳可能になった。PDF文書自体をイメージ化して、データのままスキャンすることで、紙に出力することなく翻訳できる。
翻訳辞書語数は150万語(英日76万語、日英74万語)。16万語の中日辞書も搭載し、ブラウザ上の中国語を発音記号(ピンイン)付きで、日本語訳振りする機能も搭載する。
□東芝のホームページ
http://www.toshiba.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.toshiba.co.jp/about/press/2003_06/pr_j1903.htm
□関連記事
【2001年6月19日】東芝、Office XP対応の翻訳ソフト「The翻訳オフィス V4.0」
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/20010619/toshiba2.htm
(2003年6月20日)
[Reported by wakasugi@impress.co.jp]
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