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富士通、手をかざすだけで個人を識別する認証技術を開発3月31日 発表 株式会社富士通研究所は31日、手のひらをかざすだけで個人を識別する非接触型認証技術を開発したと発表した。 同社が開発したのは、手のひらの静脈パターンを読み取る装置と、読み取った静脈パターンをもとに本人を確認するソフトウェア。装置上面にかざした手のひらを近赤外線で撮影し、ソフトウェアで静脈パターンの照合を行なう。 手のひらの静脈パターンは、個人個人で異なり、大きさが変化する以外、生涯不変なため、バイオメトリクス認証に適した生体情報だとされている。 同社は2002年8月に、同様の技術で接触型の認証装置を開発したが、今回新たに、手のひらのかざされ方に対して、照明・撮影を最適に制御する技術を開発し、非接触型の認証を可能とした。これにより、公共の場や医療分野など衛生面の要求が高い場所でも対応可能となった。 同社の実験結果によれば、本人受理率は99%、他人棄却率は99.5%、等価エラー率は0.8%。 □富士通研究所のホームページ (2003年3月31日) [Reported by wakasugi@impress.co.jp]
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