CeBIT 2002 Hannoverレポート

写真で見る最新マザーボード
～新チップセット搭載の最新モデルを一挙公開

会場:Hannover Messe
会期:3月13日～20日(現地時間)

　既に別レポートにてお伝えしているように、CeBIT 2002 HannoverにおいてIntelのIntel 845E/GおよびIntel 850E、SiSのSiS645DX、ATI TechnologiesのRADEON IGPを搭載したマザーボードが公開された。

　本レポートでは、そうした各マザーボードベンダが展示したマザーボードの中で、初お目見えとなった製品の写真を掲載する。

●Intelチップセット編

　Intelは5月にIntel 845E/845G/850Eという3つのチップセットを投入する。新たにシステムバス533MHzをサポートするほか、Intel 845E/GではサウスブリッジがICH4へと切りかえられ、USB 2.0に対応するのが大きな特徴だ。

　Intelの新しいプラットフォームということもあり、各社ともかなり熱心にアピールしており、ほとんどのベンダがIntel 845E/G搭載のマザーボードを展示していた。

　Intel 850Eに関しては、Intel 850との違いがシステムバス533MHzの対応のみということもあり、展示しているベンダはASUSTeK、GIGA-BYTE、SOYOの3社だけだった。


ASUSTeK Computer P4B533-VM	ECS L4IBMG2	EPoX Computer 4GA+


FIC VC37	GIGA-BYTE Technology GA-8IGXP


MSI Computer MS-6580	Soltek Computer SL-85MR


ASUSTeK Computer P4B533-E	ECS L4IBAE	FIC VC19


GIGA-BYTE Technology GA-8IG	SOYO P4I DRAGON Ultra


Soltek Computer SL-85DR2+-I	MSI Computer MS-6398E

●サードパーティ(ATI、SiS)編

　サードパーティチップセットにおける最新製品は、主にATIのRADEON IGPおよび、SiSのSiS645DXがメインとなった。

　RADEON IGPを展示したのは、FICとGIGA-BYTEで、それ以外のベンダでは特に展示されていなかった。SiS645DXは、SiS645の強化版ということもあり、多くのベンダが取り組んでいて、展示していないベンダでも「間もなく出荷が可能」というところが多かった。


GIGA-BYTE Technology GA-8STX	MSI Computer 645E Max2-LRU

□CeBIT 2002のホームページ(英文)
http://www.cebit.de/homepage_e/
□関連記事
【3月15日】CeBIT 2002 Hannoverレポート
Intel 845E/G、SiS645DXを搭載したマザーボードが展示
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2002/0315/cebit09.htm

(2002年3月20日)

[Reported by 笠原一輝@ユービック・コンピューティング]