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ユニットコム、アニマックスとコラボした声優カフェをアキバにオープン

「アニマックスCAFE」

 パソコン工房などを展開する株式会社ユニットコム、アニメ専門チャンネル「アニマックス」を運営する株式会社アニマックスブロードキャスト・ジャパン、および俳優・声優事務所の81プロデュースの三者が共同で運営するコンセプトカフェ「アニマックスCAFE」が12月11日、東京・秋葉原にオープンした。

 「なぜユニットコムがアニマックスCAFEを?」という疑問を持つ人も多いと思うが、同社は全国に約100店舗のPCショップを運営する傍ら、親会社であるMCJでは複合カフェも約100店舗を展開している。そのカフェのノウハウと、アニメとの親和性が高い「PC」、「秋葉原」といったキーワードが合致し、今回のコラボに至った。より具体的には、81プロデュースは人材の提供、アニマックスはカフェのプロデュースを、ユニットコムはカフェの運営を行なう。

 オープン記念で現在は少年ジャンプ+ともコラボしており、店内には、「エルドライブ」、「カラダ探し」、「World 4u」、「神様、キサマを殺したい。」、「KISS×DEATH」、「i・ショウジョ」の6作品の原画が展示されているほか、各作品のコースターやトレインマットが用意されている。また1階のカフェではこれらの作品とコラボした料理やドリンクも提供されるほか、オリジナルグッズも販売される。

 2階は予約制のキャスト対応カフェとなっており、81プロデュース所属の若手声優達が直接接客を行なう。ステージも用意されており、キャスト達のほか、アニメ制作スタッフによるトークショーなども随時開催される。

 来店客は、来店や飲食に応じてポイントがもらえ、それをお気に入りのキャストに投票でき、投票上位となったキャストは、番組宣伝などに出演する権利を獲得できる。

【動画】キャストによる台本読み合わせ
【動画】キャストによるオリジナルソングの披露
【動画】ユニットコム代表取締役 高島勇二氏(右)、81プロデュース代表取締役南沢道義氏(左)、アニマックスブロードキャスト・ジャパン代表取締役社長 滝山正夫氏(中)による鏡開き
1階の様子。2階のステージの様子はモニターで観られる
グッズも販売
現在少年ジャンプ+とコラボ中
オリジナルのコースターとトレインマット。コラボ作品は定期的に変わる
厨房の様子
フード例その1
フード例その2
ドリンク例
iiyama PCの戦国戦隊イイヤマンレッドとめしやまクンがお出迎えしてくれた
オープニング記念イベントに参加したキャスト達
オリジナルと思われる台本の読み合わせが行なわれた。若手だが実力は十分
オリジナルソングも披露
漫画の原画などここでしか観られないものも展示される
アニマックスブロードキャスト・ジャパンの滝山正夫氏。「アニメ以外でも直接ユーザーとコンタクトできる場所を作りたかった」
ユニットコムの高島勇二氏。「若者を支援して盛り上げていきたい」
81プロデュースの南沢道義氏。「日本の声優文化をさらに広げるとともに、世界や次の世代へ展開していきたい」

(若杉 紀彦)