やじうまPC Watch

メルコのシマダヤ出資は新型きしめんLANケーブルへの布石なのか?

~広報に問い合わせてみた

きしめんケーブル

 PCおよびデジタル家電周辺機器メーカーであるバッファローの持ち株会社であるメルコホールディングスが、まったくの異業種である麺製造業のシマダヤの株式取得のニュースは、多くの読者に驚きを持って迎えられた。

 一方Twitter上では、今回の件が、メルコ(当時の社名)が2002年に発売した極薄LANケーブル「きしめんケーブル」に関連があるのでは、とのまことしやかな噂も囁かれている。まぁ、噂と言うより、よくあるネット上の与太話だ。しかし、メルコのこの動きが、新型きしめんケーブルへの布石でないと第三者に断言できるだろうか? メディアとして疑問を中途半端に放置はできない。そこで、広報に正式に問い合わせを行なってみた。

 得られた回答は、「4月25日に決算を控えているため、本件については現時点で公式な見解を出すことができません」とのものだった。

 バッファローの広報の方は顔見知りなので、「そんなわけないじゃないですかw」のような回答を予期していたのだが、意外やノーコメントという答えが返ってきた。真相は闇の中。というより、むしろ、本当にメルコ/バッファローがなにか画策しているのではとの疑念がよぎり始めてきた。

 25日以降に何かしらの情報が明るみに出るのかどうかは分からないが、PC Watchではメルコの動きを今後も注視していきたい。

(若杉 紀彦)