VR体験中のユーザーとインタラクションできる「FaceDisplay」

FaceDisplay

　ドイツ・ウルム大学は6日(現地時間)、ヘッドマウントディスプレイ(HMD)を付けてVRを体験しているユーザーとインタラクションできる「FaceDisplay」のプロトタイプを発表した。

　FaceDisplayは、HMDの外周にタッチパネル付き液晶を取り付け、HMDを装着したVR体験中のユーザーと、HMDを装着していない周りのユーザーとシームレスにインタラクションできるよう考案された。プロトタイプでは、HMDにOculus DK2を使い、3つのタッチ対応ディスプレイを、75度ずつ囲むように配置した。

　デモとして、周囲のユーザーがVR体験中のユーザーに対してフルーツを投げ、VR体験中のユーザーがそれを切るという、Fruit Ninjaのクローンのようなシンプルな対戦ゲームを制作。YouTubeではこのゲームをプレイしている様子を見ることができる。