Levi's、Googleと共同開発したスマートデニムジャケットを発表

　米アパレルメーカーのLevi'sは、現在開催中のイベント「South by South-West 2017(SxSW 2017)」にて、GoogleのATAP(Advanced Technology and Projects group)チームと共同開発したスマートデニムジャケットを、2017年秋に350ドルで発売すると発表した。

　同ジャケットには、Levi's「Commuter Trucker Jacket」をベースに服の一部分でさまざまな操作が出来るようになる「Jacquard」と呼ばれるGoogleの技術が用いられている。これにより、Jacquardが搭載されている左袖を一撫でするだけで、さまざまなスマートフォンの機能が使えるようになる。

　使える機能の一部としては、例えば目的地までの経路の案内や、周囲の重要な情報の受信、電話の応答などを、スマートフォンをわざわざ取り出さずに袖の一撫でだけで行なえる。

　米engadget誌によると、端末とスマートフォンの接続はBluetoothによって行なわれ、連続稼働時間は2日程度だという。端末は袖から取り外しが可能で、USBで充電することができる。