スリランカの学生、首相公式サイトを改ざんし試験時期の延期を要求。即、逮捕

復旧した現在のシリセーナ首相のサイト

　BBCやThe Gurdian誌の報道によると、スリランカの17歳の学生が、同国マイトリーパーラ・シリセーナ首相の公式サイトを改ざんし、学校の試験の時期をずらすよう要求した声明を掲載したが、即、逮捕された。

　報道によると青年は、サイトを書き換え、4月に予定されている試験に関し、その時期はシンハラとタミルの新年を祝う時期であるため、試験を延期すべきだと要求した。改ざんされたのは8月25日から28日にかけて。しかし、当局が追跡したところ、青年が自宅からアクセスしたことを特定。29日に逮捕された。

　青年はコンピュータ犯罪法違反の罪で30万ルピーの罰金および最大で3年の禁固刑を科せられる可能性がある。警察当局は、現在、青年の動機について取り調べを行なっている。

　罪を償った暁には、そのハッキング能力を学問に活かしてほしい。