イベントレポート

【詳報】Dell、8型WUXGA Androidタブレット「Venue 8」

「Venue 8」(右)と「Venue 7」(左)
会期:6月3日~7日

会場:Taipei World Trade Center Hall 1,3, NANGANG Exhibition Hall

Taipei International Convention Center

 米Dellが2日(台湾時間)に発表した、8型Androidタブレット「Venue 8」の詳細をお届けする。

 主な仕様は、Atom Z3480(2.1GHzデュアルコア)、メモリ1GB、ストレージ16GB、1,920×1,200ドット表示対応8型IPS液晶、Android 4.4を搭載。米国での価格は199.99ドルより。メモリやストレージの容量こそ少なめだが、十分に高解像度で、安価に抑えられている。

 注目されにくい点ではあるが、オーディオについてWavesのMaxxAudio Mobileに対応し、高音質だとしている。本体サイズは130×216×8.95mm(幅×奥行き×高さ)、重量は338g。2013年10月に発表された第1世代よりも、薄く軽くなっている。本体色はレッドとブラックの2色。

 インターフェイスは、IEEE 802.11ac対応無線LAN、Bluetooth 4.0、microSDXCカードスロット、Micro USB、200万画素前面カメラ、500万画素背面カメラなどを装備。バッテリ容量は4,550mAhで、駆動時間は最大10時間。オプションでケースやBluetoothキーボードなどのほか、無線充電対応クレードルも用意される。

 速報でお伝えしたとおり、販売地域によるがLTEモデムも搭載可能で、音声通話に対応するものも予定されている。日本でも7月の発売が予定。Dell関係者によると、日本でのLTE/通話モデム搭載については、まだ決定はなされていないが、少なくともLTEデータ通信に対応したモデムを搭載することになりそうだ。

 同時に7型で1,280×800ドット表示対応で、価格は159.99ドルからの「Venue 7」も発表されたが、こちらは日本では発売されない。

Venue 8
背面
両製品の概要

(若杉 紀彦)