イベントレポート

Lenovo、「Android for Work」対応の10型Android 6.0タブレット

〜家庭向け7/8型タブレットと低価格スマートフォンVIBE K5/K5 PLUSも同時に発表

TAB3 10 BusinessはAndroid for Workに対応したビジネス向けタブレット

 Lenovoは、MWC 2016の開催に併せて、最新Androidタブレットとなる「TAB3」シリーズ、同社のAndroidスマートフォンの低価格モデル「VIBE K5」および、「VIBE K5 PLUS」を発表した。

 TAB3シリーズには、10型、8型、7型の3つのラインナップが用意されており、OSとしてはAndroidの最新版となるAndroid 6.0が搭載されている。最上位モデルのTAB3 10 Businessは、Googleのビジネス向けソリューションであるAndroid for Work/Google Play for Workアプリを標準で搭載しており、企業内のネットワークに安全に接続しながら、プライベートユースにも利用できる製品となっている。

 VIBE K5 PLUSおよびVIBE K5は、同社のスマートフォンであるVIBEシリーズの最新製品で、5型フルHDの液晶を搭載したVIBE K5 PLUSが149ドル(1ドル=112円換算で、約17,000円)、5型HD液晶を搭載したVIBE K5が129ドル(同、約14,000円)という低価格な価格設定が特徴となっている。

Android for Workに対応したAndroidタブレットとなるTAB3 10 Business

IP52相当の防水に対応している

 Lenovoの「TAB3 10 Business」は、OSにAndroid 6.0を搭載した10型のAndroidタブレット。最大の特徴は、GoogleのAndroid for Workと呼ばれるビジネス向けソリューションに対応していることだ。

 このAndroid for Workは、AndroidにMDM(Mobile Device Management)などエンタープライズで使う場合に必要な機能を付加するソフトウェアで、企業向けのGoogle Playマーケットになる「Google Play for Work」とともにGoogleが提供しているソリューションとなる。もちろん、通常のAndroidタブレットとしても利用できるので、Android for Workを利用する場合にはビジネス用途に、通常のアプリケーションを利用する場合にはパーソナルユースのAndroidタブレットとなる。

 ハードウェアスペックとしてはSoCがMediaTek製のオクタコアで1.3GHz、2GBないしは3GBメモリ、内蔵ストレージは32GBないしは64GBで、microSDカードスロットが用意されている。ディスプレイは10型のフルHD(IPS液晶)。LTEモデムも内蔵しており、FDDないしはTDDのLTEに対応している(対応バンドなどは未公表)。内蔵されているバッテリで12時間駆動が可能になっており、IP52相当の防水にも対応。

 販売開始は6月が予定されており、価格などは現時点では未定。なお、Lenovoの日本法人によれば、現時点での日本での投入などは未定とのこと。

【表1】LenovoのTAB3 10 Businessのスペック
TAB3 10 Business
SoC MediaTek(クアッドコア)/1.3GHz
メモリ 2GB/3GB
ストレージ 32GB/64GB+microSD
ディスプレイ 10.1型フルHD(IPS)
Wi-Fi IEEE 802.11ac
Bluetooth
NFC
GPS
セルラー LTE(FDD/TDD)
SIM Micro SIM
バッテリ 7,000mAh
カメラ 800万画素(背面)/500万画素(前面)
サイズ 約247×171×8.9mm
重量 約509g
OS Android 6.0
価格 未定
出荷時期 6月

低価格なAndroid 6.0搭載7/8型タブレットとなるTAB3 7とTAB3 8

 TAB3の7型搭載モデルとなる「TAB3 7」と8型搭載モデルとなる「TAB3 8」は、いずれもAndroid 6.0を搭載した低価格なAndroidタブレット。TAB3 10 BusinessがAndroid for Workに対応しているのに対して、こちらはAndroid for Workには非対応で、家庭向けの従来モデル「TAB2」の後継という位置付けとなる。

 TAB3 8は、1,280×800ドットのIPS液晶を採用した8型タブレットで、SoCはMediaTek(クアッドコア)/1GHz。1GBないしは2GBのメモリで、ストレージは16GBで、microSDカードスロットを備えている。LTEモデムを内蔵しており、対応バンドはバンド1/3/7/8/20となる。重量は約329gで、ヨーロッパでの価格は149ユーロ(1ユーロ=125円換算で、約19,000円)からで、6月より販売開始予定。

 TAB3 7は7型のXGA(1,024×600ドット)のIPS液晶を搭載したタブレットで、SoCはMediaTek(クアッドコア)/1GHz、1GBメモリ、16GBストレージ+microSDカードスロットというスペック。LTEモデムを内蔵しており、対応バンドはバンド1/3/7/8/20となる。重量は約260gで、ヨーロッパでの価格は119ユーロ(1ユーロ=125円換算で、約15,000円)からで、6月より販売開始予定。Lenovoの日本法人によれば、どちらの製品も現時点での日本での投入などは未定とのこと。

【表2】TAB3 8とTAB3 7のスペック
TAB3 8 TAB3 7
SoC MediaTek(クアッドコア)/1GHz MediaTek(クアッドコア)/1GHz
メモリ 1/2GB 1GB
ストレージ 16GB+microSD 16GB+microSD
ディスプレイ 8型HD(IPS) 7型XGA(1,024x600ドット)IPS
Wi-Fi IEEE 802.11g/n
Bluetooth
NFC - -
GPS
セルラー LTE(B1/3/7/8/20) LTE(B1/3/7/8/20)
SIM Micro SIM Micro SIM
バッテリ 4,290mAh 3,450mAh
カメラ 500万画素(背面)/200万画素(前面) 500万画素(背面)/200万画素(前面)
サイズ 約210×125×8.9mm 約191×100×8.8mm
重量 約329g 約260g
OS Android 6.0 Android 6.0
価格 149ユーロ 119ユーロ
出荷時期 6月 6月
8型HDのIPS液晶を搭載したTAB3 8
TAB3 7は7型XGAのIPS液晶を搭載したAndroidタブレット

低価格なAndroid 5.1搭載スマートフォンとなるVIBE K5 PLUSとVIBE K5

 Lenovoの「VIBE K5 PLUS」および「VIBE K5」は、いずれも5型のIPS液晶を搭載したスマートフォン。違いは液晶の解像度とSoCで、VIBE K5 PLUSがフルHDでSoCがSnapdragon 616であるのに対して、VIBE K5はHDの解像度でSnapdragon 415となること。

 それ以外のスペックは同じで、2GBメモリと16GBの内部ストレージ、microSDカードスロット、LTEモデム(バンド1/3/5/7/8/20/38/40/41対応)で、デュアルSIMカードスロット(Micro SIM×2)、Android 5.1となる。価格はVIBE K5 PLUSが149ドル(1ドル=112円換算で、約17,000円)、VIBE K5が129ドル(同、約14,000円)となっている。なお、出荷時期などは未定で、Lenovoの日本法人によれば日本での投入なども未定とのことだ。

【表3】VIBE K5 PLUS、VIBE K5のスペック
VIBE K5 Plus VIBE K5
SoC Snapdragon 616(オクタコア)/1.5GHz Snapdragon 415(オクタコア)/1.4GHz
メモリ 2GB 2GB
ストレージ 16GB+microSD 16GB+microSD
ディスプレイ 5型フルHD(IPS) 5型HD(IPS)
Wi-Fi IEEE 802.11g/n IEEE 802.11g/n
Bluetooth 4.1+LE 4.1+LE
GPS
セルラー LTE(1/3/5/7/8/20/38/40/41) LTE(1/3/5/7/8/20/38/40/41)
SIM Micro SIM(デュアル) Micro SIM(デュアル)
バッテリ 2750mAh 2750mAh
カメラ 1,300万画素(背面)/500万画素(前面) 1,300万画素(背面)/500万画素(前面)
サイズ 約142×71×8.2mm 約142×71×8.2mm
重量 約150g 約150g
OS Android 5.1 Android 5.1
価格 149ドル 129ドル
出荷時期 未定 未定
VIBE K5のゴールドとシルバー

(笠原 一輝)