イベントレポート

COMPUTEX TAIPEI 2014が6月3日より開幕

~PCの4K化加速に期待

会期:6月3日~7日

会場:Taipei World Trade Center Hall 1,3, NANGANG Exhibition Hall

Taipei International Convention Center

 PC/IT関連の総合トレードショウである「COMPUTEX 2014」が台湾・台北にて6月3日~7日の会期で開催される。

 会期前日となる本日2日は、ARM、ASUS、Dell、GIGABYTEといったメーカーの発表会が開催。ASUSは例年この場で、「Transformer」シリーズに代表される新機軸の製品を発表しているし、Dellは近年COMPUTEXで発表会を行なっていなかっただけに、興味深い製品を披露してくれるのではと期待がかかる。

 半導体メーカーとしては、IntelとAMDがそれぞれプレスカンファレンスを行なう。Intelはグリス問題を解消したDevil's Canyonや、アンロック版Pentiumを2014年半ばに投入予定としており、COMPUTEXで詳細が明らかになるだろう。AMDについては、組み込み向けやARM SoCの話題に注目が集まる。

 また、Microsoftも展示およびプレスカンファレンスを予定。日本でも本日2日に新「Surface」の発表会が予定されているが、台湾でもSurface Pro 3に関する詳しい話が出てくるかもしれない。

 このほか、最近価格が下降し、機種数も増え始めた4K液晶について、さらなるラインナップ増や、搭載ノートPC発表という噂もある。TV業界では数年前のCESから4Kがキーワードとなっていたが、PC業界にも今回のCOMPUTEXを機に波及していくのではと、こちらも気になるところだ。

 PC Watchでは連日、速報や詳細なレポートを予定しているので、ご期待頂きたい。

会場は例年通りTaipei World Trade Center近辺の3棟とNangang棟
ホール1
ホール3
Taipei International Convention Center
内部はまだ設営中
各種基調講演やパネルディスカッションも多数行なわれる

(若杉 紀彦)