イベントレポート

【速報】Microsoft、LTEでいつでもどこでも通信できる「Always Connected PC」構想を明らかに

~通信パートナーにはKDDI、デバイスパートナーにはVAIOが含まれる

Always Connected PC構想

 米Microsoftは、5月30日~6月3日(現地時間)の予定で台湾・台北で開催されている「COMPUTEX TAIPEI 2017」で講演し、その中で同社が、Intel、Qualcommと協力して普及を目指す、「Always Connected PC」の構想を明らかにした。

 これはPCにLTEモデム、そして次世代SIMとされるeSIMを内蔵することで、Windows上から簡単に通信キャリアと契約し、携帯電話回線を利用していつでもどこでも場所を選ばずにデータ通信しながらPCを使えるようになる。

 このパートナーの中には、通信キャリアパートナーとして日本の通信キャリアとなるKDDIが含まれているほか、対応するPCメーカーとしてHP、ASUS、Dell、Lenovo、Huaweiといった、グローバルにPCを展開するPCベンダーに加えて、日本のVAIOが含まれており、VAIOからもそうした製品が発売される可能性が高まってきた。

Always Connected PCの通信パートナーとOEMメーカー

 また、昨年(2016年)の「WinHEC」で発表されたSnapdragonベースのARM版Windows 10を搭載したPCを発売する予定のベンダーとして、HP、Lenovo、ASUSが最初のOEMメーカーになると明らかにされた。

 加えて、MicrosoftはSnapdragonを搭載したWindows 10デバイスは、すべてLTE機能を内蔵していると説明した。

Snapdragon搭載Windows 10をリリースする予定のPCメーカー

 詳細は追って掲載する。