イベントレポート
【速報】自分自身へのメール送信はもう不要。クラウドベースのコピペ機能が次期Windows 10に搭載
~Windows/iOS/Android間で利用可能
2017年5月12日 01:36
米シアトルで開催されている開発者向け会議 Build 2017の2日目の基調講演で、次期Windows 10 Fall Creators Updateにて、クラウドベースのコピー&ペースト機能「Cloud-powered Clipboard」が搭載されることが発表された。
これまで、たとえば写真や文字列など、PCで扱っているデータをスマートフォンで、あるいはその逆で利用したい場合、自分自身にそのデータを貼り付けたメールを送るということを行なっていた。
しかし、Cloud-powered Clipboardを活用することで、この無駄を排除できる。たとえば、PCで住所の文字列を選択肢、右クリックでコピーする。Microsoftの「SwiftKey」キーボードがインストールされているAndroidスマートフォンでGoogleマップを開き、住所を入力する代わりに、Swiftkeyを右にスワイプするだけで、PCのクリップボードにコピーされた情報が表示されているので、それを選ぶだけで入力が完了する。
この機能は「Project Rome」APIで実現されており、Windowsだけでなく、サードパーティのアプリを含めたAndroidデバイス、iOSデバイスでも利用可能となる。