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ASRock、Intel X99チップセット搭載マザーの写真を公開

X99X Killer

 台湾ASRockは、同社のFacebookページにおいて、Intel X99チップセットを搭載した次期マザーボード3製品の写真を公開した。

 公開したのは、ゲーミング向けATXモデルの「X99X Killer」、ゲーミング向けmicroATXモデルの「X99M Killer」、およびワークステーション向けATXモデルの「X99 WS」。

 Intel X99は次期8コアプロセッサ「Core i7 Processor Extreme Edition」に対応するチップセット。Intel CPUとしては初めてDDR4メモリをサポートする。

X99X Killer

 写真から判断すると、現在のIntel X79 Expressと同様、4チャネルのメモリに対応すると見られる。一方でSATAは6Gbps対応ポートが2基から6基へ増えたと見られる。また、新たにM.2スロットを備え、ASRock独自のUltra M.2(PCI Express 3.0 x4接続)をサポートするようである。

 さらに、サウンド回路を分離した「Pury Sound 2」を備えるなど、Z97世代の機能を取り入れた。いずれも12フェーズの電源回路を搭載した点も目に付く。特にX99M KillerはmicroATXながらフェーズ数は変わらないのが特徴だ。

 また、オンボードの電源/リセットボタン/POSTコード表示7セグメントLEDやデュアルBIOSなど、オーバークロックを意識した装備も目に付く。

 X99 WSはワークステーションでの利用を意識してか、PCI Express x16形状のスロットを6本装備している。このうち一番上と2番目は1スロット分開いており、2スロット占有のビデオカードを最大4基搭載できるようになっている(ただし、ケースに8スロット分開いている必要がある)。一方、ゲーミング2モデルはQualcomm AtherosのKiller E2200によるゲーミング向けNICの搭載を特徴とする。

X99M Killer
X99 WS

(劉 尭)