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イーフロンティア、粒子ブラシを搭載する「Painter」最新版
~Macも64bitに対応
(2014/8/13 12:00)
株式会社イーフロンティアは、Corel製ペイントソフト「Painter」シリーズの最新版となる「Corel Painter 2015」を29日に発売する。価格はパッケージ版/通常版が64,584円、ダウンロード版/通常版が53,784円ほか、製品ラインナップと価格は下記表の通り。
特別優待版はAdobe Photoshopなどの他社製品のほかPainter 7より以前のバージョン、Painter Essentialsが対象。アップグレード版は従来のバージョンでは1つ前のバージョンのみを対象としてきたが、今回は「Painter 7」以降を対象へと拡大された。一方で、従来は約2年に1度のバージョンアップであったのに対して、前バージョンから約1年での更新となるため、1つ前のバージョンである「Painter X3」ユーザーに対しては、本日から60日間(10月13日まで)限定で特別価格で提供される。
製品名 | 価格 | |
---|---|---|
パッケージ版 | 通常版 | 64,584円 |
特別優待版 | 53,784円 | |
アカデミック版 | 26,784円 | |
アップグレード版 | 32,184円 | |
アップグレード版 (X3ユーザー向け) | 10,800円 | |
ダウンロード版 | 通常版 | 53,784円 |
アップグレード版 | 26,784円 | |
アカデミック版 | 26,784円 |
新バージョンでは、新たに粒子(パーティクル)ブラシを搭載。粒子ブラシとは、物理法則に基づいた粒子を飛ばすもので、「重力粒子」、「ばね粒子」、「フロー粒子」という3種類の異なる効果を生み出すブラシが用意される。また、Painter 2015ではスタイラスの傾きや筆圧、回転などをリアルタイムに検知できるようになっているが、粒子の動きもこれらを反映したものとなる。
パフォーマンスの面では、従来バージョンではWindowsのみ64bit対応となっていたが、新たにMacも64bitに対応。さらにCPUへの最適化を進めることで、ブラシによっては従来バージョンの5~6倍、全体で約40%の性能向上になっていると言う。
さらに、2-in-1デバイスにも対応。パレット配置にタブレット向きのシンプルなモードを用意したほか、レイアウトを2種類登録する機能を搭載。デバイス側をタブレットモードとクラムシェルモードに切り替えた時に、自動的にパレット配置も切り替わる。
Corelからは、本製品発表と同時にAndroid版の「Painter Mobile App」も発売。70種類のブラシを利用可能で、Painter形式のほか、JPEG、PNG、PSDへ出力も可能。フル機能の有料版(4.99ドル)と無料版を、Googleプレイで提供する。