ASRock、SAS+SATA合計22ポートのZ87マザー

　台湾ASRockは18日(現地時間)、SAS+SATAで合計22ポートのIntel Z87 Expressマザーボード「ASRock Z87 Extreme11/ac」を発表した。

　6Gbps対応SASポートを16基、6Gbps対応SATAを6基搭載し、合計22基のストレージを接続できる製品。SASコントローラはLSI製の「SAS 3008」で、「3X24R Expander」を利用することで実現した。最大転送速度は6.1GB/secに達するという。

　また、PLXの「PEX8747」チップによるPCI Express 3.0 x8の4way SLI/CrossFireXにも対応。Thunderbolt 2も搭載し、合計帯域幅20Gbpsでの転送が可能で、複数のストレージデバイスやディスプレイを接続できる。

　このほか、デバッグLED、オンボード電源/リセットスイッチ、Realtek「ALC1150」によるオンボードサウンド(TI製「NE5532」オペアンプ装備)、IEEE 802.11a/b/g/n/ac対応無線LANなどを備える。

　ソケットはLGA1150で、CPUは第4世代Coreプロセッサーなどに対応。電源は12フェーズ。メモリは4スロットで、容量は最大32GB、速度はDDR3-2933以上(オーバークロック)に対応。拡張スロットはPCI Express x16×4(全スロット利用時はx8×4)、PCI Express x1×3、Mini PCI Express×1(使用済み)。

　バックパネルインターフェイスは、USB 3.0×6、USB 2.0×2、eSATA、Thunderbolt 2×2、DisplayPort入力(Thunderbolt 2用)、HDMI出力、Gigabit Ethernet×2、PS/2、音声入出力などを備える。