Cooler Master、200mm角ファンを搭載したゲーミングケースなど

Enforcer

5月27日 発売
価格:オープンプライス



 Cooler Masterは、ゲーミング向けのタワーケース「Enforcer」、および500W電源搭載のミドルタワーケース「Elite 371 500W」を5月27日に発売する。価格はともにオープンプライスで、店頭予想価格は前者が14,000円前後、後者が1万円前後の見込み。

 Enforcerは、同社のゲーミング向けブランド「CM Storm」シリーズに属するモデル。前面と上部に200mm角ファンを装備し、エアフローを高めることでハイエンドCPU/GPUの対応を謳っている。

 3.5インチシャドウベイはラック式で、HDDの向きを水平に90度変えられる。また、標準時は長さ270mmまでの拡張カードに対応するが、ベイラック取り外し時は長さ390mmまでのカードに対応できる。

 このほか、レッドLEDを搭載した前面ファンや、内部も含めてオールブラックの塗装、側面クリアパネル、上部の2基のUSB 3.0ポートなどが特徴。

 対応フォームファクタはATX/microATX。拡張スロットは7+1(縦配置のスロット)、拡張ベイは5インチ×4、3.5インチシャドウ×6(アダプタで2つは2.5インチに変換可能)、フロントインターフェイスとしてUSB 3.0×2、USB 2.0×2、音声入出力を備える。

 材質はスチール+プラスチック。本体サイズは229×523.5×484.5mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約8.9kg。

 発表に合わせて、Web上でゲームイベント「ENFORCER EYE」を開始した。ゲームでポイントをためることで、Enforcerなどが当たる。ゲームイベントは6月30日まで開催し、当選者の発表は7月5日を予定している。

Elite 371 500W

 Elite 371 500Wは、あらかじめ500Wの電源を装備したスタンダードなミドルタワーケース。標準で後部に120mm角ファン1基のみを装備するが、別途前面に140mm/120mm角、上部に120mm角×2、底面に120mm/90mm/80mm角、左側面に140mm/120mm角×2を増設でき、エアフローの向上が図れる。

 対応フォームファクタはATX/microATX。拡張スロットは7。拡張ベイは5インチ×3、3.5インチ×1、3.5インチシャドウ×5。フロントインターフェイスとしてUSB 2.0×2、音声入出力を備える。

 材質はスチール+プラスチック。本体サイズは190×497×424mm(同)、重量は6.05kg。


(2011年 5月 18日)

[Reported by 劉 尭]