ネットギア、個人ユーザー向けの「ReadyNAS Ultra」
~DLNAやリモートアクセス対応

ReadyNAS Ultra 4

10月中旬より順次発売

価格:オープンプライス



 ネットギアジャパン株式会社は、個人ユーザー向けのネットワークストレージ「ReadyNAS Ultra」を10月中旬より順次発売する。価格はオープンプライス。

 4ドライブの「ReadyNAS Ultra 4」は、HDD無しのベアボーン「RNDU4000-100JPS」、2TBのHDDを2台(計4TB)を搭載する「RNDU4220-100JPS」が用意され、実売価格は順に49,800円前後、75,800円前後。

ReadyNAS Ultra 6

 6ドライブの「ReadyNAS Ultra 6」は、ベアボーン「RNDU6000-100JPS」、2TBのHDDを3台(計6TB)を搭載した「RNDU6320-100JPS」の2モデルで、実売価格は順に、75,800円前後、109,800円前後。

 CPUにデュアルコアのAtom 1.66GHz、メインメモリ1GBを搭載するネットワークストレージ。NAS機能、iSCSI SAN機能をサポートする。インターフェイスはGigabit Ethernet×2を備え、バックアップやiSCSIのトラフィックごとに分けて使うといった運用ができる。

 コンシューマ向けの機能として、DLNAに準拠。DLNA対応PCやデジタル家電からアクセスできる。アドオン「Skifta」を使うと、家庭内ネットワーク外からもマルチメディアファイルを再生でき、変換用アドオン「Orb」でモバイル端末向けにも配信できるという。

 独自のリモートアクセスツール「ReadyNAS Remote」を使うと、ルーターなどの設定は必要なく、外出先からエクスプローラのようにドラッグ&ドロップでファイルを扱える。ファイルは暗号化されて転送される。

 本体サイズと重量は、RNDU4000-JPSが134×205×223mm(幅×奥行き×高さ)、4.7kg、RNDU6000-JPSが170×250×285mm(同)、6.76kg。

(2010年 9月 29日)

[Reported by 山田 幸治]