レノボ・ジャパン株式会社は、「ThinkPad X201」と「同i」に、WiMAXを搭載した店頭モデルを追加し、8月中旬より発売する。価格はオープンプライス。搭載OSはすべてWindows 7 Professional(32bit)。

　法人向けまたはWeb限定だったモデルを量販店展開するもので、WiMAXの標準搭載によりモバイル通信環境を提供。また、標準で9セルのバッテリを搭載し、約12時間の長時間バッテリ駆動を実現した。

　ThinkPad X201はIntel AMT(アクティブ・マネジメント・テクノロジー)を搭載した上位モデル。店頭予想価格は、Office Home and Business 2010プリインストールの「3249PY4」が189,000円前後、Officeなしの「3249PY5」が169,000円前後の見込み。

　主な仕様は共通で、CPUにCore i7-620M(2.66GHz、ビデオ機能内蔵)、メモリ4GB、Intel QM57 Expressチップセット、500GB HDD、1,280×800ドット表示対応12.1型ワイド液晶ディスプレイなどを搭載する。

　インターフェイスは、ExpressCard/54スロット×1、SDカード/メモリースティック(PRO)対応カードリーダ、USB 2.0×3、ミニD-Sub15ピン、Gigabit Ethernet、IEEE 802.11a/b/g/n+WiMAX、Bluetooth 2.1+EDR、200万画素Webカメラ、TPMセキュリティチップ、指紋センサー、56Kモデム、音声入出力などを備える。

　本体サイズは295×233.8×20.7～35.3mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約1.7kg。

　ThinkPad X201iはIntel AMT非搭載の下位モデル。店頭予想価格は、Office Home and Business 2010プリインストールの「3249PZ6」が169,000円前後、Officeなしの「3249PZ7」が149,000円前後の見込み。

　主な仕様は共通で、CPUにCore i5-450M(2.40GHz、ビデオ機能内蔵)、メモリ2GB、Intel QM57 Expressチップセット、320GB HDD、1,280×800ドット表示対応12.1型ワイド液晶ディスプレイなどを搭載する。

　インターフェイスは、ExpressCard/54スロット×1、SDカード対応カードリーダ、USB 2.0×3、ミニD-Sub15ピン、Gigabit Ethernet、IEEE 802.11a/b/g/n+WiMAX、200万画素Webカメラ、TPMセキュリティチップ、音声入出力などを備える。本体サイズや重量はX201と共通。