インテル株式会社は、UQコミュニケーションズ株式会社の協賛の元、3月17日の札幌を皮切りに、全国で「インテル・ライフスタイル体験イベント」を実施している。本日30日と明日31日は東京丸の内が会場となっているが、本会場のみの特別イベントとして、両社の社長と女優の加藤夏希さんがステージに登壇し、PCの活用事例などについて語った。

　このイベントは、その名の通り、新しいPCやテクノロジによる新しいライフスタイルを提案するもの。会場にはNEC、富士通、ソニー、東芝、パナソニック、オンキヨー、レノボ・ジャパンといった各社の最新PCが勢揃い。いずれもCore iシリーズを搭載し、旧来のPCとの性能比較や、いかに楽に自分で撮影した動画や写真を編集、共有できるかといったことを体験できるスペースとなっている。

　また、ほとんどのPCがモバイルWiMAXを内蔵しており、インターネットに接続されているので、その場でモバイルWiMAXの高速性や使いやすさを確認できる。いずれのPCも、ほぼ自由に触ることができ、スタッフに使い方などを質問することもできる。さらに、「失敗しない2010年春モデル・ノートパソコン買い方ガイド」という冊子も無料で配布されている。

丸の内会場の様子	会場内にはいくつかのスタンドがあり、そこに各社の最新PCが並んで、自由に触れられる	多くのPCはモバイルWiMAXを内蔵し、そちらも速度などを確かめられる
3年前のPCとの性能比較も	「失敗しない2010年春モデル・ノートパソコン買い方ガイド」も無料配布中	ステージイベントを見ると、アンケート用紙をもらえ、それに答えると、くじ引きに参加できる。1等はムービーデジカメ

　東京では先週品川駅でも同イベントを開催していたが、今回は、インテル本社のお膝元ということもあってか、特別ゲストとして、インテル代表取締役社長の吉田和正氏、そしてUQコミュニケーションズ代表取締役社長の田中孝司氏、さらに女優の加藤夏希さんがステージに登場した。

　加藤さんは女優、モデルというイメージが強く、PCとは縁遠そうだが、実は小学3年生からPCを利用しており、用途もチャット、ショッピングをはじめ、オンラインゲームまで幅広く活用しているのだという。もちろんブログにも使っており、投稿する写真には手書きの絵を添えたりもしている。さらに、フォトフレームも持っており、自分で撮影した写真をアップロードするなど、デジタル系アイテムを相当使いこなしている。

　このように自身ではデジタルライフを満喫している加藤さんだが、デジタルカメラの高画質化が進んだことで、メールで両親に送信しようとすると重くなるといった悩みもあるという。

　そいういった問題について、吉田社長は、最新のPCであれば写真や動画の取り込みにかかる時間が短くなり、再生もさくさくできるとアドバイスした。また、Core i5は、Turbo Boostテクノロジを搭載し、必要なときにだけCPU性能が上がり、不要な際には電力を使わなくなるスマートなプロセッサだと紹介した。

　さらに田中社長は、モバイルWiMAXを使えば、こういった最新PCの性能を屋外でもネットに繋ぎながら満喫できると付け加えた。これについて加藤さんは、せっかくのノートPCなのに家の中でしか使えないのはもったいないので、WiMAXは便利そうと興味津々の様子だった。

　また、田中社長は、モバイルWiMAXを標準搭載するPCも増えており、こういったPCなら開けただけでネットにつながるほか、利用エリアも全国の県庁所在地をカバーし、日に日に広がっていることをアピールした。

　なお、この特別ゲストによるステージは30日のみだが、丸の内会場では31日も11時から19時までイベントを開催している。

特別イベントの様子	加藤夏希さん。春らしいさわやかなワンピースで登場	意外とというと失礼だが、PCやデジタルグッズを使いこなしているという
自前のムービーデジカメを取り出して、簡単にHD動画が撮れてPCに取り込めるようになったと説明するインテル吉田社長	加藤さんの話を、思わず仕事を忘れて聞き入ってしまったと、UQ田中社長	最後に3人で記念撮影