ウィンドウズ デジタル ライフスタイル コンソーシアム(WDLC、堂山昌司会長＝マイクロソフト副社長)は、デジタルの力でパパをヒーローにする「HERO★DADDYキャンペーン」の第2弾として、2月8日から3月31日まで、「感動ムービージェネレーター」をキャンペーンサイトから提供する。

　感動ムービージェネレーターは、あらかじめ用意されたテンプレートに従って、撮りためておいた家族や子供の写真をアップロードするだけで、オリジナルムービーを作成できる。できあがったムービーはFUNKY MONKEY BABYSの「桜」がBGMとして挿入され、ズームなどの効果も自動的についた質の高い映像コンテンツとして仕上がる。

　同キャンペーンには、PCメーカー、周辺機器メーカー、ソフトメーカーなど27社が協賛し、デジタルライフの推進をアピールしていく。

堂山昌司 WDLC会長	「HERO★DADDY」サイトのトップページ

　WDLCの堂山昌司会長は、「私自身も5歳の双子のパパだが、なかなかヒーローにはなれないというのが本当のところ。写真に音楽をつけたひと味違う感動ムービーを家族のために作ることで、是非、私自身も家族のヒーローになりたい。WDLCとしては、一般消費者にアピールするシナリオを提供し、デジタルライフの推進をさらに進めていきたい」と話した。

　キャンペーン開始日となる2月8日、タレントの石田純一さん、NPO法人ファーザーリング・ジャパンの安藤哲也氏が登場し、感動ムービージェネレーターを実際に使って、石田純一さんオリジナルムービーが作成された。

　プロゴルファーの東尾理子さんと結婚することを発表している石田さんは、以前の結婚で子供を持っているが、「ちょうど30歳代の頃は仕事が忙しく、寝る暇もなかった。子育てもノータッチ状態だった」と告白。

感動ムービージェネレーターを利用することで、自分パソコン内に入った写真から好きなものを選び、アップロードしていくだけでオリジナルムービーが簡単に作成できる。ムービーのラストに登場するメッセージも自分のオリジナルメッセージになるので、ムービーを見る人にメッセージを送ることができる。

　父親の子育てを支援するファーザーリング・ジャパンの代表である安藤哲也氏は、「子供が小さい時期は、仕事が好きな男性にとって自己実現と育児の狭間で揺れている時期と重なる。そのため、日本の男性は子育てにはノータッチの人も多かったが、ワークライフバランスをとって子育てに積極的に関わっていくことで、仕事にも好影響を与えるという声もある。父親が子育てに参加できる時期は限られているので、ぜひ子育てに参加して欲しい」と話した。

　そこで石田さんのパパ力を評価するため、ファーザーリング・ジャパンが作った「パパ力検定」に挑戦してもらうと、石田さんは正解数3問で、「チャレンジダディ」という結果となった。

NPO法人ファーザーリング・ジャパンが提供している「パパ力検定QUIZ」の石田純一さん用特別バージョン	真剣にクイズに答える石田純一さん

パパ力検定クイズ 問1、 正解は3番	パパ力検定クイズ 問2、 正解は2番	パパ力検定クイズ 問3、 正解は3番
パパ力検定クイズ 問4、 正解は2番	パパ力検定クイズ 問5、 正解は3番	正解数別 パパ力

　安藤氏によれば、「実は奥さんに調査すると、家に帰ってきてパパにやってもらいたくないことナンバー1は“パソコンを開くこと”という調査結果が出ている」。これはPC＝家族を顧みずに1人の世界に入ってしまうことを望まない奥さんが多いためだという。

　それを聞いた石田さんから、「それでは感動ムービージェネレーターのように、家族を巻き込んでパソコンを使うようにすれば、印象が変わるのでは?」という提案があり、安藤氏からも賛同の声があがった。

　石田さんは、「ほとんどパソコン初心者」だそうだが、2009年冬、婚約者の東尾理子さんと結婚式の視察に、アメリカ・ナパバレイを訪れた際の写真を使ったオリジナルムービーを披露した。

　理子さんが撮影した写真のムービーに、BGMとして「桜」が流れると、「自分で作ったものながら、感動してしまう」と石田さん。「できあがったムービーは、ぜひ、彼女にも見せたい!」と照れながら話した。

「パソコン初心者」という石田純一さんが30分かけて作成したオリジナルムービー	作成したムービーはWindows 7搭載PCを使えば、TVで再生することも可能だ

　その後、WDLC・堂山会長から石田さんにPCがプレゼントされ、「これからの子育てには、パソコンを使ってヒーロー・ダディになれるよう頑張りたい!」という言葉も飛び出した。

堂山会長から石田純一さんにPCが贈呈された	向かって左から、WDLC堂山会長、石田純一さん、NPO法人ファーザーリング・ジャパン代表 安藤哲也氏	今回のキャンペーンに協力したパソコンメーカー6社のメンバーと石田純一さん