NECは、CULVノート「LaVie M」と、ネットブック「LaVie Light」の春モデルを1月21日から順次発売する。価格はすべてオープンプライス。

　LaVie Mは、冬モデルとして発売したCeleron SU2300(1.20GHz)搭載モデルを継続販売するとともに、Core 2 Duo SU9400(1.40GHz)搭載モデルを追加する。発売は1月21日。

　新機能として、新たに設けられたUSB mini-B端子で、他のPCと接続し、HDD領域の一部を他のPCから見えるようにする「USB Duet」機能を搭載した。

　上位の「LM550/WG」は、メモリ4GB、Intel GS45 Expressチップセット(ビデオ機能内蔵)、320GB HDD、1,366×768ドット表示対応13.3型スーパーシャインビュー液晶(LEDバックライト)、OSにWindows 7 Home Premium、Office Personal 2007などを搭載し、店頭予想価格は13万円半ばの見込み。

　下位の「LM530/WH」は、LM550/WGからメモリを2GBに変更し、Officeを省いたモデル。店頭予想価格は11万円前後の見込み。

　インターフェイスは共通で、SDカードリーダ(SDHC対応)、USB 2.0×3、Gigabit Ethernet、IEEE 802.11b/g/n対応無線LAN、HDMI出力、ミニD-Sub15ピン、音声入出力などを備える。

　バッテリはリチウムイオンで、駆動時間は上位モデルが約4.6時間、下位モデルが約4.9時間。本体サイズは330×220×27～30.5mm(幅×奥行き×高さ)、重量は上位モデルが約1.62kg、下位モデルが約1.61kg。

　本体色はグロスブラック、グロスホワイト、グロスレッドの3種類が用意される。

グロスホワイト	グロスレッド

LaVie Light

　LaVie Lightはプラットフォームを一新し、CPUがAtom N450(1.66GHz/ビデオ機能内蔵)、チップセットがIntel NM10 Expressとなった。発売は2月5日。

　「BL530/WH6B」は、2GBメモリ、320GB HDD、1,366×768ドット表示対応10.1型ワイドスーパーシャインビュー液晶、OSにWindows 7 Home Premium、USB Duet機能、バッテリに約7.6時間駆動可能なLバッテリを搭載。店頭予想価格は7万円前後の見込み。本体サイズは358×212.6×27.5～36.9mm(同)、重量は約1.36kg。

　BL350/WDは、1GBメモリ、250GB HDD、1,024×600ドット(WSVGA)表示対応10.1型ワイドスーパーシャインビュー液晶、OSにWindows 7 Starter、Office Personal 2007(2年間ライセンス版)、バッテリに約4.1時間駆動可能なMバッテリを搭載。店頭予想価格は7万円前後の見込み。本体サイズは258×190.8×27.5～29.8mm(同)、重量は約1.17kg。

　BL330/WAは、BL350/WDからOfficeを省き、店頭予想価格は6万円前後の見込み。

新たに投入される「フレッシュライム」色。20～30代の若者層を狙う

　上記3機種は本体色として、パールブラック、フラットホワイト、フレッシュライム、シャインレッドの4色が用意される。

　BL310/WAは、BL330/WAからHDDを160GBに変更し、USB Duet機能を省いたモデル。店頭予想価格は5万円半ばの見込み。バッテリ駆動時間は約4.2時間。重量は1.16kg。本体色はフラットホワイトのみ。

　インターフェイスはほぼ共通で、SDカードリーダ(SDHC対応)、USB 2.0×3、Ethernet、IEEE 802.11b/g/n対応無線LAN、192万画素Webカメラ(BL310/WA除く)などを備える。

BR340/WA

　このほか、Light Luiモデル「BR340/WA」も新LaVie Lightと同様、Atom N450+Intel NM10 Expressベースとなった。BL530/WH6Bをベースに、メモリは1GB、HDDは250GB、OSはWindows 7 Starterに変更される。本体色はアーバンメタルシルバー。