NECは、Windows 7の登場に合わせた冬モデルとして、低価格薄型ノートPC「LaVie M」を11月上旬に、ネットブック「LaVie Light」を10月下旬に発売する。価格はオープンプライス。

LaVie Mは3色展開

　LaVie Mは超低電圧版のCeleron SU2300(1.2GHz)を搭載したノートPC。ネットブックより一段上のパフォーマンスと、A4ノートクラスの使い勝手を実現したという。

　筐体はスリム&スマートモバイルを謳い、13.3型の筐体ながら19mmピッチ/3mmストロークのキーボードを採用して打鍵感を高めた。高さは27～30.5mmと比較的薄く、重量はMバッテリで約1.59kgと、モバイル性能を確保している。駆動時間は、Mバッテリで約4.1時間、Lバッテリで約8.5時間。Lバッテリ時の重量は約1.77kgとなる。

　上位機種「LL350/VG」はメモリ4GBにLバッテリが付属し、Office 2007 Personalがプリインストールされ、店頭予想価格は12万5千円前後の見込み。下位機種「LL330/VH」はメモリ2GBにMバッテリが付属し、店頭予想価格は9万5千円前後の見込み。いずれの機種にも本体色としてグロスレッド/グロスホワイト/グロスブラックの3色が用意される。

　その他の仕様はほぼ共通で、CPUにCeleron SU2300、Intel GS45 Expressチップセット(ビデオ機能内蔵)、320GB HDD、OSにWindows 7 Home Premiumを搭載する。液晶の解像度は1,366×768ドット。

　インターフェイスはUSB 2.0×4、ミニD-Sub15ピン、HDMI、Gigabit Ethernet、SDHCカードスロット、Bluetooth V2.1+EDR、IEEE 802.11b/g/n対応無線LAN、音声入出力などを備える。

　本体サイズは330×220×27～30.5mm(幅×奥行き×高さ)。

LaVie Light(BL330/VA、BL350/VD)

　ネットブックLaVie Lightは4機種がラインナップされ、新たにWindows 7の搭載にあわせてストレージが強化された。液晶は1,024×600ドット(WSVGA)表示対応の10.1型を採用する。

　スタンダードモデル「BL330/VA」は、Atom N280(1.66GHz)、Intel 945GSE Expressチップセット(ビデオ機能内蔵)、1GBメモリ、Windows 7 Starterなどを搭載する。Mバッテリが付属し、駆動時間は約3.9時間。店頭予想価格は6万円前後の見込み。これにOffice 2007 Personal(2年間ライセンス版)をプリインストールした「BL350/VD」は7万円前後の見込み。

　上位モデル「BL530/VH」は、BL33/VAからメモリを2GBに、HDDを320GBに、OSをWindows 7 Home Premiumに変更したモデル。Lバッテリが付属し、駆動時間は約8.5時間。店頭予想価格は7万円前後の見込み。

　いずれのモデルもパールレッド/フラットホワイト/パールブラックの3色が用意される。このほか、Lui機能を搭載した「BR340/VA」(メタリックシルバー)がラインナップされ、店頭予想価格は6万5千円前後の見込み。

　BL33/VAの本体サイズと重量は258×183.5×27.5～29.8mm(同)で約1.15kg。BL530/VHは258×205.5×27.5～36.9mm(同)で約1.33kg。

Lバッテリを装着したBL530/VH6R	LaVie Lightは3色展開	Lui機能を搭載した「BR340/VA」(メタリックシルバー)