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AMDほか各社、オープンなキャッシュコヒーレンシ対応インターコネクトの策定に向け協力

~ARM、Huawei、IBM、Mellanox、Qualcomm、Xilinxが参加

 米AMD、ARM、Huawei、IBM、Mellanox、Qualcomm Technologies(Qualcomm子会社)、Xilinxは23日(米国時間)、「Cache Coherent Interconnect for Accelerators (CCIX)」の仕様策定に向け協力をすることを発表した。

 CCIXは、複数のプロセッサアーキテクチャ間でデータを共有できるインターコネクトで、策定されれば業界初の相互接続技術仕様となる。

 AMDでは、異なる命令セットアーキテクチャ(ISA)で効率的なヘテロジニアスコンピューティングを実現し、大幅にサーバー、データセンターの作業効率向上を謳う。

 NVIDIAも「NVLink」としてGPU同士やARM、Power CPUと接続が可能なインターコネクトを策定しているが、CCIXはARMやPower CPUを製造するIBM、FPGA製造大手のXilinxがパートナーとして名を連ねており、オープンなフレームワークとして策定されるとしている。

(佐藤 岳大)