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Intel、ボタン大の“Curie”を搭載した開発ボード「Arduino 101」

Arduino 101

 米Intelは16日(イタリア時間)、ボタン大のx86 SoCモジュール「Curie」を搭載した開発ボード「Arduino 101」(米国名、米国外では「Genuino 101」)を発表した。

 Curieは2015年1月にCESで発表された、ボタン大のx86モジュール。低消費電力で32bitのQuark SE SoCに加え、384KBのフラッシュメモリと80KBのSRAM、低消費電力のDSPセンサーHub、Bluetooth LE、6軸の加速度センサーとジャイロスコープ、バッテリ充電回路などを内包している。

 Arduino 101はこのCurieを搭載し、初めて全世界に向けて幅広く提供される開発ボードとなる。インターネットに接続され、コンピュート能力を持つ製品のプロトタイプ制作、および基礎的な実習に好適としている。

 具体的な価格については触れられていないが、“初心者などが現在使っているマイコンボードと同等の価格で提供される”としている。

Curie

(劉 尭)