MediaTek、64bit対応のオクタコアSoC「MT6752」

　台湾MediaTekは25日(現地時間)、64bit対応のスマートフォン向けオクタコアSoC「MT6752」を発表した。第4四半期より量産開始する。

　同社は2013年11月に“真のオクタコア”を謳う「MT6592」を発表。今回のMT6752も、big.LITTLEではなく、2GHz駆動のCPUコアを8基内蔵しつつ、ARM Cortex-A53アーキテクチャを採用することで、64bit化を図った。また、23日(同)に発表した64bitクアッドコアの「MT6732」とピン互換となっている。

　GPUには、Mali-T760を採用し、CAT4 FDD/TDD-LTE 150Mbps対応のLTEモデムも内蔵する。オクタコアではあるが、ハイエンドではなく、ミドルレンジ向けにリーズナブルで高性能スマートフォンを実現するとしている。

　このほか、1,600万画素のイメージプロセッサや、1080p 30fpsのH.265/H.264デコードおよびH.264エンコード機能などを搭載する。