進研ゼミ、小中高9学年の2014年度講座から専用タブレット導入

　株式会社ベネッセコーポレーションは、通信学習「進研ゼミ」の2014年4月号から、9学年を対象に専用タブレット端末を導入する。

　進研ゼミは2013年度の中学講座で、「チャレンジ タブレット」を導入。ライブ授業や動画解説などを提供している。端末はAndroidベースで、利用範囲や制限時間を設定できる「子モード」、通常通り使える「親モード」を切り替えて利用できる。

　2014年度はタブレットの導入学年を大幅に拡大し、小学1～5年生、中学1～3年、高校1年生の9学年になった。

チャレンジ タッチ

　小学生用の端末「チャレンジ タッチ」は、外部インターネット接続ができず、新設される「進研ゼミ小学講座 チャレンジタッチ」にだけ利用可能。映像や音声を通じた授業や、タッチペンを使った漢字の学習を展開する。6カ月以上の連続受講でタブレットが無料になる。端末は1,024×768ドット(XGA)対応9.7型液晶を搭載。重量は約740g。

　中学生用の端末は従来の「Challenge Tablet」とほぼ同等。1,024×600ドットの7型液晶を搭載し、重量は約430g。12カ月以上の連続受講で無料になる。

Challenge Tablet NEXT

　高校生用の端末は「Challenge Tablet NEXT」で、デジタイザペンに対応。ディスプレイはXGA対応9.7型、重量は約750g。専任講師による映像解説や、分からないところを直接書き込んで翌日回答をもらうといったサービスを提供する。「進研ゼミ高校講座」の英語/数学のいずれかを含む2教科以上を受講し、高1講座から21カ月連続受講で無料になる。

　タブレット端末はいずれも、AOSS対応IEEE 802.11b/g/n無線LAN(Challenge Tabletは11b/g)、200万画素カメラを内蔵する。