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SanDisk、リード最大450MB/secのCFast 2.0準拠フラッシュメモリカード

SanDisk Extreme Pro CFast 2.0
9月13日(現地時間) 発表

 米SanDiskは13日(現地時間)、CompactFlash Associationが策定するフラッシュメモリカード規格「CFast 2.0」に準拠する「Extreme Pro CFast 2.0」を発表した。米国および欧州のARRI認定店などの一部ショップで、60GBおよび120GBを発売する。

 CFast 2.0は、CF規格の標準化と普及促進を行なう業界団体であるCompactFlash Associationが策定した次世代フラッシュメモリ規格。インターフェイスはSATA 6Gbpsを採用し、SanDiskのExtreme Pro CFast 2.0は120GBモデルが、読み込みリード最大450MB/sec、ライト最大350MB/secを謳う。60GBモデルは、リード最大450MB/sec、ライト最大225MB/sec。

 規格上のサイズは42.8×36.4×3.6mm(幅×奥行き×高さ)で、SanDisk Extreme Pro CFast 2.0は厚みが3.3mm。厚み以外はCFと同サイズだが、インターフェイスに互換性はなく、CFast 2.0対応機器でしか利用できない。

 CFast 2.0には、米ARRI製の「AMIRA」が対応するほか、同社の「ALEXA XT」や、XRモジュールでアップグレード済みの「ALEXA Classic」でもアダプタを介して利用できる。また、キヤノンも将来の4K対応ビデオカメラにおいて、CFast 2.0へ対応することを表明している。

 このほかUSB 3.0接続のリーダ/ライターも発売する。

(多和田 新也)