Amazon、25%高速なプロセッサ/4GBメモリを搭載した新「Kindle Paperwhite」

　Amazon.co.jpは4日、電子ペーパー採用の電子書籍端末「Kindle Paperwhite」の新モデルを発表した。出荷日および価格は、Wi-Fiモデルが10月22日/9,980円、3Gモデルが11月12日/14,980円。

　新しいディスプレイ技術を採用し、コントラスト比を高め、文字はより黒く、スクリーンはより白くなったという。また、従来から25%高速化したプロセッサを採用し、本の読み込みやページめくりなど処理を高速化した。

　ストレージ容量は4GBと従来モデルから倍増。最大4,000冊の電子書籍を保存可能。タッチセンサーの精度を19%向上させ、誤認識などを低減。読んでいるページを開いたままポップアップウィンドウでページ/章ごとにめくれる「PageFlip」機能、単語を登録して後から調べられる「単語帳機能」を搭載する。

　さらに、1回の充電で最長8週間利用できるバッテリ、206gの軽量性、ブックマークや読書の進捗を異なるデバイス間で共有する「Whispersync」機能、読書スピードを計算して残り時間を表示するリーディングタイム機能などを備える。

　このほかの主な仕様は、解像度212ppi/6型の電子ペーパー、IEEE 802.11b/g/n対応無線LANなどを搭載。対応フォーマットはKindle(AZW3)/TXT/PDF/MOBI(非保護)/PRC。HTML/DOC/DOCX/JPG/GIF/PNG/BMPも変換して表示できる。本体サイズは117×169×9.1mm(幅×奥行き×高さ)、重量はWi-Fiモデルが206g、3Gモデルが215g。

　新製品の発売を記念し、11月30日まで新しいKindle Paperwhiteを購入すると、Kindle本の購入に使える1,980円分のクーポンをプレゼントするキャンペーンを実施する。