日本ギガバイト株式会社は、Intel Z68 Expressチップセットを搭載したゲーミング向けATXマザーボード「G1.Sniper 2」を8月上旬より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は33,000円前後。

　同社のゲーミング向けマザーボード「G1-Killer」シリーズの製品。既存製品はIntel X58 Expressを採用していたが、本製品ではIntel Z68 Expressを採用。また、今後登場予定の次期デスクトップCPU「Ivy Bridge」と組み合わせると、PCI Express x16をGen2でなくGen3で利用できる。

　前モデル同様、ネットワークとオーディオ回りに注力しており、ネットワークコントローラは「Killer E2000」、オーディオコントローラは「X-Fi Xtreme Fidelty」と「Sound Blaster 20K2」、ニチコン製ハイエンドオーディオコンデンサなどを搭載。CPU負荷が少ない高速ネットワークや、高音質を実現したという。このほか、銃の弾倉型ヒートシンクや、CrossFireX/SLIなどを踏襲する。

　CPUソケットはLGA1155。電源フェーズ数は8。メモリスロットはDDR3-2133スロットを4本備え、最大32GBを搭載可能。拡張スロットは、PCI Express x16 Gen2/Gen3×2(同時利用時はx8接続)、PCI Express x1×2、PCI×2。インターフェイスは、SATA 6Gbps×4、SATA 3Gbps×3、eSATA 3Gbps×1、USB 3.0×4、USB 2.0×14、Gigabit Ethernet、HDMI出力、PS/2、音声入出力などを装備。

　USB×2、eSATA、Quick Boostボタンを備える5インチベイ用のコントロールパネルや、SLIブリッジが付属する。

　なお、前モデルのIntel X58 Express搭載製品は生産終了となっており、在庫限りの販売となる。